人形佐七捕物帖 (若山富三郎版)『人形佐七捕物帖』(にんぎょうさしちとりものちょう)シリーズは、横溝正史の小説『人形佐七捕物帳』を若山富三郎主演で映画化したものである。新東宝で5作、若山が移籍した東映でも6作が作られた。 シリーズ新東宝作品音楽を担当した渡辺宙明は、本作品で初めて映画音楽を手掛けた[1]。監督の中川信夫は『禁じられた遊び』や『第三の男』からのイメージで渡辺にギターのみでの劇伴を要望し、渡辺はギター6人とヴィブラフォンによる編成でこれに応えた[1]。以後、渡辺は中川作品の常連となり、また他の監督からも注目されるようになったという[1]。 東映作品
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