京都府道250号新田停車場線(きょうとふどう250ごう しんでんていしゃじょうせん)は、京都府宇治市の新田停車場から府道宇治淀線交点に至るかつて存在した一般府道である。2020年(令和2年)3月31日に廃止された。
概要
駅裏に東口が2018年に新設される[1]まで駅前であった新田停車場の西側から西進し、宇治市道新田城陽線[4](現・宇治市道新田大久保線)の交点から北進して京都府道15号宇治淀線に至る路線であった。
路線データ
歴史
道路法(昭和27年法律第180号)に基づいた京都府の一般府道として初めて認定された282路線のうちの1つである[7]。
年表
- 1959年(昭和34年)12月18日 - 京都府が新田停車場線(新田停車場 - 宇治淀線交点)として府道路線認定。整理番号は一般地方道82[7]。
- 1994年(平成6年)4月1日 - 京都府が路線番号を再編(路線認定の一部改正)し、整理番号を一般地方道250に変更し、起終点も新田停車場 - 府道宇治淀線に表記変更[8]。
- 2020年(令和2年)3月31日 - 京都府が新田停車場線の府道路線を廃止[5]。
- 2020年(令和2年)4月1日 - 宇治市が市道新田大久保線(宇治市広野町東裏62番地 - 同市大久保町久保1番地の1地先)の区域を決定[9]。
地理
本路線の廃止と同日の2020年3月31日に新田駅の北西方で接続していた京都府道15号宇治淀線の経路も新田駅の南方を迂回[10]する新道のみに府道の道路区域が変更され[11]、翌日に旧道となった部分に宇治市が宇治市道東裏西裏線(宇治市広野町東裏109番地の5 - 同市広野町西裏53番地の17)の区域を決定している[9]。
通過する自治体
交差する道路
沿線
脚注
注釈
- ^ a b 2020年4月1日に京都府から宇治市に移管された区間内。
出典
- ^ “JR奈良線新田駅、東口駅前広場・東口改札の供用開始”. マイナビ. (2018年5月28日). https://news.mynavi.jp/article/20180528-shindenstation/ 2021年5月1日閲覧。
- ^ “第30回 全国街路事業コンクール応募資料” (PDF). 全国街路事業促進協議会. 2021年5月1日閲覧。
- ^ a b c d “府道路線の廃止(令和2年京都府告示第197号)”, 京都府公報 (京都府) 第93号: p. 229, (2020年3月31日)
- ^ “京都府管理道路一覧”. 京都府ホームページ. 京都府. 2012年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月23日閲覧。
- ^ a b “府道路線の認定(昭和34年京都府告示第858号)”, 京都府公報 (京都府) 号外: pp. 13-21, (1959年12月18日)
- ^ “府道路線の認定に関する告示等の一部改正(平成6年京都府告示第280号2)”, 京都府公報 号外第31号: pp. 2-9, (1994年4月1日)
- ^ a b “市道路線の区域の決定(令和2年4月1日宇治市告示第55号)” (PDF), 宇治市公報 第2290号: p. 14, (2020年4月10日), https://www.city.uji.kyoto.jp/uploaded/attachment/16356.pdf
- ^ “府道新宇治淀線の事業概要” (PDF). 国土交通省京都国道事務所. 2021年5月1日閲覧。
- ^ “道路の区域変更(令和2年京都府告示第198号5)”, 京都府公報 (京都府) 第93号, (2020年3月31日)
参考文献
関連項目