京田辺市立松井ヶ丘小学校(きょうたなべしりつ まついがおかしょうがっこう)は、京都府京田辺市大住上西野にある公立小学校。
通称は「松小」又は「松井ヶ丘小」。学校の前の道路を挟みJR学研都市線が通っている。
概要
1970年代に松井ヶ丘や大住ヶ丘が戸建て住宅地として街開きしたため、1979年に大住小学校より分離し開校した。
学校の周りは住宅地はなく、野原と林だった。特に裏の林には、毒蛇のマムシがたくさん生息していた。マムシ教育が盛んに行われていた。
高台にあるため、校舎から約25Km先にある京都市内を一望でき、夏には京都の五山送り火を見ることができる。80年代中期の生徒数は330人程度で、校舎は本校舎のみ。1学年2クラス。1クラスの学年もあった。
校区は、松井ヶ丘1丁目、3丁目、4丁目の狭い範囲であった。1989年(平成元年)3月11日 に松井山手駅(当時の仮駅名は松井駅)が開業するまでの最寄りの駅はJR長尾駅だった。当時は、JR長尾駅へ行くバスはなかった。
ハンドボールが盛んで、2003年度の全国ハンドボール大会では男子の部が3位に入賞し、女子の部は準優勝している[1]。
沿革
- 1979年(昭和54年)
- 4月5日 - 大住小学校から分離し、京都府綴喜郡田辺町立松井ヶ丘小学校として開校
- 8月10日 - プールが完成
- 1980年(昭和55年)2月20日 - 校歌を制定
- 1982年(昭和57年)
- 10月14日 - 学校給食優良校として文部大臣賞を受賞
- 12月3日 - 文部大臣賞受賞記念植樹(PTA)
- 1983年(昭和58年)
- 1月10日 - 京都府学校給食優良校として表彰を受ける
- 2月19日 - 京都新聞書初展で学校賞を受賞
- 11月13日 - 創立5周年記念観察池が完成
- 1987年(昭和62年)8月5・6日 - 交通安全子ども自転車全国大会に出場
- 1988年(昭和63年)11月20日 - 創立10周年記念式典記念植樹
- 1990年(平成2年)8月6日 - 生活科ルームを整備
- 1997年(平成9年)4月1日 - 市制施行により、京田辺市立松井ヶ丘小学校に改称。
- 1998年(平成10年)
- 3月7日 - 特別教室棟完成(図書室、家庭科室、図工室)
- 4月1日 - 文部省帰国子女教育研究協力校に指定
- 12月5日 - 創立20周年記念式典 記念植樹
- 1999年(平成11年)2月2日 - 市小学校教育研究会実践発表(国際理解教育)
- 2000年(平成12年)4月1日 - 府社会人講師配置調査研究事業調査研究校指定
- 2001年(平成13年)4月1日 - 市福祉協力校指定
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)8月3日 - 全国小学生ハンドボール大会女子の部で準優勝、男子の部で第3位入賞
- 2004年(平成16年)7月30日 - 全国小学生ハンドボール大会男子の部で第3位入賞
- 2005年(平成17年)7月31日 - 全国小学生ハンドボール大会女子の部で優勝
- 2007年(平成19年)4月1日 - 東校舎が完成。特別支援学級(すみれ2組)を開設
- 2009年(平成21年)7月31日 - 全国小学生ハンドボール大会女子の部で第3位入賞
- 2011年(平成23年)7月 - 体育館耐震・改修工事(2012年(平成24年)2月まで)
- 2014年(平成26年)8月3日 - 全国小学生ハンドボール大会男子の部で第3位入賞
- 2015年(平成27年)4月1日 - 東校舎B校舎が完成
- 2017年(平成29年)1月14日 - 全国健康づくり推進学校優良校として表彰を受ける
- 2018年(平成30年)- 創立40周年記念事業
- 2019年(令和元年)8月5日 - 全国小学生ハンドボール大会女子の部で準優勝、男子の部で第3位入賞
- 2020年(令和2年)4月1日 - 特別支援学級(すみれ3・4組)開設
卒業後の進路
交通
校区が隣接している学校
脚注
- ^ 京田辺大百科編集委員会『京田辺大百科生活情報編』2006年8月1日
関連項目
外部リンク