亀井文平

亀井 文平（かめい ぶんぺい、1883年（明治16年）4月[1] - 1937年（昭和12年）3月18日[2]）は、日本の商人（石油商）[1]、実業家。亀井商店（現カメイ）初代社長。塩釜ガス監査役[1][3]。

人物

岩手県江刺郡伊手村（現奥州市）出身。亀井四郎治の長男[1]。宮城県仙台市の雑貨商に奉公する。1903年、宮城県塩竈（塩釜）で石油、雑貨、砂糖、洋粉等の販売業を始める[4]。1934年、先代四郎治の退隠により家督を相続する[3]。住所は宮城県宮城郡塩竈町（現塩竈市）[1]。塩竈市宮町に亀井の邸宅がある。

家族・親族

亀井家

• 父・四郎治（1861年 - ?、亀井商店取締役）[1][3]
• 妹
  • フミ（1893年 - ?、宮城、澤口悟一の妻）[1]
  • ヨシ（1895年 - ?、宮城、伊藤清治郎の妻）[1]
• 妻・ヤス（1889年 - ?、岩手、小澤平太郎の姪）[1]
• 養子
  • 運蔵（1901年 - 1980年、養子タマの夫[1]、亀井商店2代目社長[4]）
  • タマ（1903年 - ?、養子運蔵の妻、父・四郎治の三女）[1]

脚注

1. ^ 『人事興信録 第11版 上』カ185頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年10月30日閲覧。
2. 「（死亡広告）父亀井文平儀」『朝日新聞』1937年3月21日、6面。
3. ^ 『人事興信録 第13版 上』カ142頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2019年10月30日閲覧。
4. ^ 会社情報 沿革、カメイ株式会社公式サイト。

参考文献

• 人事興信所編『人事興信録 第11版 上』人事興信所、1937-1939年。
• 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。