中音更駅
中音更駅(なかおとふけえき)は、かつて北海道河東郡士幌町字中音更にあった北海道拓殖鉄道の駅である。同鉄道の廃止に伴い廃駅となった。 概要元々人口が希薄である上、例年の冷害凶作により当地域からの農作物の出荷も少なく、前後共敷設距離が9㎞以上、間に音更川の橋梁もあって、保線除雪の手間がかかる割に収入はほとんど見込めなかった。終戦直後に軍事需要による人員や貨物輸送がなくなって収入が大きく低下した当鉄道は、経営再建を図るため真っ先にこの区間を廃止、当駅は廃駅となった。 余談として、然別湖畔の全焼した旅館の経営者となった北海道拓殖鉄道の社長により、当駅の駅舎を解体した古材が旅館の仮設再建材として使用された[1]。 歴史
駅名の由来当地の地域名に由来する。「音更」の由来については士幌線音更駅を参照。 駅構造
駅周辺周囲は畑作地帯。
隣の駅脚注
関連項目外部リンク
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