中村真崇
中村 真崇(なかむら まさたか、1983年11月7日 - )は、福岡県北九州市出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。NPBでは育成選手であった。 経歴プロ入り前東筑高時代は、甲子園出場経験は無し。同級生に山本翔(元広島東洋カープ)がいる。 高校卒業後は、関西学生野球連盟に加盟する立命館大学に進学。3年時の春に外野手のレギュラーに定着すると、4番を務めリーグ戦優勝に貢献。自身は、外野手でのベストナインに選出された。第53回全日本大学野球選手権大会に出場したが、初戦敗退に終わった。3年時の秋は、三塁手としてプレー。4年時は、主将としてチームを引っ張った。リーグ通算64試合に出場、204打数59安打、打率.289、2本塁打、23打点。 大学卒業後は、社会人野球のJR東海に入社。1年目の2006年から、第77回都市対抗野球大会に出場するも2回戦で敗退。2年目の2007年は怪我で試合に出られず、また当時の監督だった家接順也[注釈 1]の「プロを目指す場所ではない」という方針の元でのチームプレーばかりを徹底させる練習に疑問を感じ[1]、3年目の2008年途中に退社。 独立リーグ時代2008年9月3日、地元球団である四国・九州アイランドリーグの福岡レッドワーブラーズに入団した。 2年目の2009年、4番として打率.361を記録。首位打者のタイトルを獲得し、一塁手でのベストナインに選出された。このときの打率.361は、当時リーグのシーズン記録であった[注釈 2]。同年のシーズン終了後、球団が経営難により翌シーズンからのリーグ戦参加の休止を表明していたため、それに伴う救済ドラフトで香川オリーブガイナーズへ移籍。 2010年は、5月に骨折で戦線離脱したものの、復帰してから首位打者争いを繰り広げる。最終戦で逆転され、2年連続での首位打者獲得はならなかったが、リーグ2位の打率.343の成績を挙げた。グランドチャンピオンシップでは3本塁打を打ち[2]、独立リーグ日本一に貢献した。これは現在も個人のシリーズ最多本塁打記録である[注釈 3]。また、2年連続でベストナインに選出された。 2011年は、キャプテンとしてチームを引っ張り、打率.303、10本塁打を記録。また、外野手としてベストナインに選出された。 広島時代2011年10月27日、プロ野球ドラフト会議で広島東洋カープから育成2位指名を受けた。同年11月7日、自身の誕生日に契約した[3]。 支配下登録はならず、入団2年目の2013年シーズン終了後、10月1日付で球団から戦力外通告を受けた[4]。同月31日、自由契約公示された[5]。 現役引退後その後は現役を引退し、高知県に在住。福岡レッドワーブラーズ時代の同僚である西村悟が主宰する野球教室「悟塾」に参加し、高知校(月1回開催)の塾長を務めている[6]。 詳細情報年度別打撃成績
独立リーグでの打撃成績
独立リーグでのタイトル・表彰
背番号
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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