中川潤治

中川 潤治

中川 潤治（なかがわ じゅんじ、1898年〈明治31年〉3月12日[1][2] - 1959年〈昭和34年〉4月3日[3]）は、昭和時代の政治家。新潟県高田市長。新潟県議会議員（1期）。

経歴

1923年（大正12年）3月、東京帝国大学農学部を卒業し、同年12月に帝国農会に出仕する[1]。1931年（昭和6年）11月、同会を辞職[1]。その間、1927年（昭和2年）2月に陸軍歩兵少尉に任官し、1931年（昭和6年）後備役に編入した[1]。

1935年（昭和10年）12月に高田市会議員に当選し、翌年の1936年（昭和11年）11月、再選と同時に同市助役に就任[1]。ついで1938年（昭和13年）10月、高田市長に就任した[1]。1942年（昭和17年）に再選[4]。1945年（昭和20年）3月、召集された[4]。

戦後、公職追放となり[5]、追放解除後の1952年（昭和27年）10月、教育委員選挙に立候補して当選し、委員長に就任[5]。任期途中の1955年（昭和30年）4月、新潟県議会議員選挙に立候補して、当選した[5]。1959年（昭和34年）4月、在職中に死去した[6]。

脚注

1. ^ 帝国自治協会 1938, 24頁.
2. 日外アソシエーツ 2022, 170頁.
3. 高田市史編さん委員会 1980, 年表2頁.
4. ^ 『高田市史』第2巻 1958, 372頁.
5. ^ 『高田市史』第2巻 1958, 373頁.
6. 『新潟県年鑑』1960年版 1959, 483頁.

参考文献

• 帝国自治協会 著『全国市長銘鑑 : 自治制実施五十周年記念』帝国自治協会、1938年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1458365。 
• 高田市史編集委員会 編『高田市史 : 第2巻』高田市史編集委員会、1958年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3002421。 
• 高田市史編さん委員会 編『高田市史 第3巻』上越市、1980年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2995392。 
• 日外アソシエーツ 編集『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。ISBN 4816929304。 
• 新潟日報社 編『新潟県年鑑 1960年版』新潟日報、1959年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2985228。