中国人民解放軍聯勤保障部隊

中国人民解放軍聯勤保障部隊
中国人民解放军联勤保障部队
創設 2016年9月13日
所属政体 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
所属組織 中央軍委後勤保障部
兵種/任務 兵站
所在地 武漢
最終上級単位 人民解放軍
テンプレートを表示
中華人民共和国の軍事
中国人民解放軍軍徽
中国人民解放軍軍徽
最高軍事指導機関
中央軍事委員会中国語版国家
国務院機関
国防部 国防科工局
国家国防動員委員会 国家辺海防委員会
中華人民共和国の武装力
中国人民解放軍の旗 中国人民解放軍
中国人民武装警察部隊の旗 中国人民武装警察部隊
中国民兵
戦区
東部戦区 南部戦区 西部戦区
北部戦区 中部戦区
軍種
中国人民解放軍陸軍の旗 陸軍 中国人民解放軍海軍の旗 海軍 中国人民解放軍空軍の旗 空軍
中国人民解放軍ロケット軍の旗 ロケット軍
中央軍事委員会直轄部隊
航空宇宙部隊
サイバー空間部隊
情報支援部隊
統合兵站支援部隊
中央軍事委員会直属院校
国防大学 軍事科学院 国防科技大学
ドメイン別戦力
陸軍 海軍陸戦隊 空軍空挺隊

海軍 陸軍艦艇部隊

空軍 海軍航空隊 陸軍航空隊

ロケット軍
海軍潜水艦基地 空軍爆撃機師団

航空宇宙部隊

サイバー空間部隊
駐特別行政区部隊
駐香港部隊 駐マカオ部隊
階級制度
人民解放軍 武装警察
軍事思想と歴史
人民戦争理論 人海戦術
解放軍の歴史
ゲリラ 運動戦 超限戦
関連法規
国防法 兵役法
国防動員法 国防教育法 人民防空法
国防交通法 国家インテリジェンス法
サイバーセキュリティ―法
データセキュリティー法 暗号法
国家安全法 香港国家安全維持法
反テロリズム法 スパイ防止法
現役士官法 予備役士官法
人民武装警察法 海警法
民兵工作条例
士官階級条例 軍政治工作条例

中国人民解放軍聯勤保障部隊(ちゅうごくじんみんかいほうぐんれんきんほしょうぶたい、: 中国人民解放军联勤保障部队英語: People's Liberation Army Joint Logistics Support Force)とは、中国人民解放軍の軍種の一つ。2016年9月、軍改革の一環として創設された。略称は聯保

中央軍委後勤保障部の直属で、人民解放軍の後方勤務(兵站)部門を統合支援する[1]

概要

中央軍事委員会の直属とされ、旧総後勤部の部門の多くを継承した中央軍委後勤保障部の管轄下にある。

習近平は、聯勤保障部隊は「統合された後方勤務保障と戦略戦役支援保障を実施する主体であり、中国の特色ある現代軍事力体系の重要な構成部分である」と発言している。また「国防白書2019」においても、同部隊の任務は、「統合作戦、続合訓練、統合保障という要請に基づき、統合作戦体系への融合を加速させ、一体化した統合保障能力を向上」させることだとしている[2]

組織

同部隊は、武漢聯勤保障基地と、無錫桂林西寧瀋陽鄭州の聯勤保障センターから構成される。各センターは、所在する戦区の後方支援業務を担当し、平時には武漢聯勤保障基地の指揮下にあるが、戦時には各戦区の統合作戦指揮機構の指揮下に置かれ、戦区内の各部隊への後方支援を行うものと考えられている。

  • 参謀部
  • 政治工作部
  • 規律検査委員会(監察委員会)

基地

  • 武漢聯勤保障基地
    • 無錫聯勤保障センター(東部戦区)
    • 桂林聯勤保障センター(南部戦区)
    • 西寧聯勤保障センター(西部戦区)
    • 瀋陽聯勤保障センター(北部戦区)
    • 鄭州聯勤保障センター(中部戦区)

直属機関

  • 中国人民解放軍総病院
  • 中国人民解放軍軍事科学院軍事医学研究院

関連項目

脚注