中京郵便局
中京郵便局(なかぎょうゆうびんきょく)は、京都府京都市中京区にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。 概要住所:〒604-8799 京都府京都市中京区三条通東洞院東入菱屋町30 1871年(明治4年)の郵便制度発足時に、東京、大阪と共に設けられた郵便役所を前身としており、日本で最も歴史のある郵便局の一つである。 局舎設計:逓信省、施工:安藤組 1902年(明治35年)に建設されたネオルネサンス様式、赤レンガ造りの美しい外観が特徴である。当局の面している三条通のこの一帯は、京都文化博物館別館や日本生命京都三条ビルなど、明治期以来の近代建築が多く残っていることで知られ、京都市から「歴史的界隈景観地区」に指定されている。また本局舎は京都市登録有形文化財であり「景観重要建築物」として指定もされている。 1973年(昭和48年)には改築計画が発表され、1974年(昭和49年)に一旦は局舎の取壊しが決定したが、反対運動などもあり、最終的には、外壁を残したままで内部のみを新築する建築手法(ファサード保存)を用いて改築された。この手法は、歴史的建造物の保存などを目的として多く用いられているが、この中京郵便局舎が日本で最初の実施例である[1]。 1998年(平成10年)には建設省(当時)により、公共建築百選に選定されている。 沿革
取扱業務
周辺アクセス
脚注・出典
関連項目
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