世界谷地原生花園世界谷地原生花園(せかいやちげんせいかえん)は、宮城県の栗駒山南麓にある大湿原地帯。ニッコウキスゲ、ワタスゲを始めとする高山植物の群生地でもある。 概要世界谷地とは広い湿原という意味であり「尾瀬に並ぶ」といわれる程、東北随一かつ日本有数の湿原の一つ[1]。上・中・下の3段に分かれて広がる4つのグループ、大小8つの湿原からなり、その間を幅50メートル級のブナの原生林が生い茂っている[2]。東京ドーム3個分の広さをもつ広大な湿原地帯では5月上旬からのミズバショウ、6月上旬からのワタスゲ、そして6月中旬からはニッコウキスゲなどの高山植物が美しく咲き誇る。栗原市の花に制定された「ニッコウキスゲ」の大群生は全国的にも有名で、湿地はオレンジ色に染まる[3]。 道の大部分は木道であり、スタート地点となる駐車場からは世界谷地第一湿原、世界谷地第二湿原、大地森、虚空蔵山、栗駒山の順番に道が続く[4]。 比較的花が多いのが第一湿原、樹木が茂るのが第二湿原であり、専用駐車場から徒歩15分で行ける立地条件も特徴[5]。 交通・アクセス住所 駐車場
マイカー利用時 公共交通機関利用時 脚注出典
関連項目外部リンク座標: 北緯38度54分32.2秒 東経140度48分34.9秒 / 北緯38.908944度 東経140.809694度 |