一関市立室根小学校
一関市立室根小学校(いちのせきしりつ むろねしょうがっこう)は、岩手県一関市室根町にある公立小学校。通称は室小(むろしょう)。 概要室根地域の小学校統合整備計画により2022年に開校した、同地域唯一の小学校である[1][2]。一関市立室根中学校のそばに位置しており、中学校の敷地に校舎を設けた。鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造の校舎と体育館は一体型の建物となっており、体育館を囲むように教室などを配置している。施設には地元の木材や石材(室根石)を活用したり、市内の間伐材を燃料に用いるチップボイラーを取り入れ、環境に配慮している[3][4][5]。 沿革開校までの経緯2009年に室根地域の5校[注 1]を統合し開校していた、東西の各校(室根東小学校・室根西小学校)において児童数が年々減少傾向だった状況を改善し、学校規模の適正化を図るべく2016年10月に両校の学校統合に向けて「室根地域学校統合整備検討委員会」を設置したのが開校に至る発端となった[6][7]。2018年には、両校を統合して室根中学校の校地一角に新たに学校を設置するなどの基本方針案が決定した[6]。その後統合時期や校舎・付属施設の基本計画がまとまり、2020年3月に校名を「室根小学校」に決定し、同年10月には敷地の造成が完了した[3][8]。 地盤改良工事や新型コロナウイルス感染症に伴う建築資材の搬入遅れが影響し、当初の落成予定である2022年1月[8]から大幅にずれ込んだことから、開校後しばらくの間は室根東小学校を仮校舎として利用せざるを得なくなった[9][10][11]。同年6月までにほとんどの施設が完成したことから同年8月6日に新校舎へ学校機能を移転し、2学期より使用を開始した[1][2]。 年表教育目標
出典:[15] 学校活動主な学校行事[16]。 1学期
2学期
3学期
施設概要主な施設。 校地面積は19,612平方メートルである[17]。 児童・学級数開校以降の児童数と学級数の推移。
学区
出典:[19] 進学先の中学校アクセス国道284号(室根バイパス)沿い、一関市立室根中学校そばに位置している。 鉄道バス
自動車周辺
脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
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