ヴィンセント・ドノフリオ
ヴィンセント・ドノフリオ(Vincent D'Onofrio, 1959年6月30日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。ニューヨーク市ブルックリン出身。 経歴ブルックリンにてイタリア系の家系に生まれる[1]。姉のエリザベスも女優。コロラド大学で学んでいたが、俳優になるために中退、ニューヨークで演技の勉強をする。アメリカン・スタニスラフスキー・シアターのメンバーになり、『二十日鼠と人間』などの舞台に立つ。この頃、ブロードウェイの舞台にも立っている。 1987年、スタンリー・キューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』に出演し、一躍注目を集める。この役のために32kg増量し[2]、教官のしごきのために狂ってしまう新兵、通称「ゴーマーパイル(ほほえみデブ)」を演じたが、増量したことによって左膝を痛め、手術もした[3]。 以来、ティム・バートン監督の『エド・ウッド』では映画監督のオーソン・ウェルズ、『メン・イン・ブラック』ではエイリアンに体の皮を奪われた農夫、『ザ・セル』のサイコ・キラーなど、色々なジャンルの映画でその都度違う顔を見せ、俳優として高い評価を得ている。映画界だけではなく、テレビ界でも、テレビシリーズ『LAW & ORDER:クリミナル・インテント』のロバート・ゴーレン役で高い評価を得ている。 2010年には初の監督作品『Don't Go in the Woods』を完成させた[4] 。 私生活1991年に女優のグレタ・スカッキと結婚し、1992年に娘が生まれたが[5]、2年後に別れている。1997年にオランダ人モデルと再婚し[6]、子供が2人いる。子供の1人であり娘のレイラ・ジョージは女優となり、2020年に俳優のショーン・ペンと結婚した[7]。 主な出演作品映画
テレビシリーズ
出典
外部リンク
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