ヴァレンティーノ・ブッキ国際作曲コンクールヴァレンティーノ・ブッキ国際作曲コンクール(伊: Concorso Internazionale di Composizione "Premio Valentino Bucchi")はヴァレンティーノ・ブッキ国際音楽コンクールの一部門。直訳は「国際作曲コンクール"ヴァレンティーノ・ブッキ賞"」である。 歴史ヴァレンティーノ・ブッキ(it:Valentino Bucchi)の死去に伴いブッキ財団(Fondazione Valentino Bucchi)が発足し、「同時代に生きる音楽家の奨励」を目指して設立された音楽コンクールの一部門[1]である。以前は現代音楽演奏のコンクールも同年に併催されていた。 かつてはカテゴリーごとに賞金が小額ではあるが出され、10人以上の受賞者[2]を同時に出していた時代もあったが、現在は優勝を出すのみである。 このコンクールは、2010年度までは、10人以上の審査員が採点に当たる、審査委員長が再選されない、要綱は「実名で請求」がなされたコンテスタントのみに支給される、全イタリアの音楽学校に要綱が発布されるなど個人情報の秘匿に努めていたが、2011年度より要綱の若干の改定及びWEB開示が行われた。 最年少優勝はマウロ・ランツァ(Mauro Lanza)。日本人では岡谷かおり、久田典子、権代敦彦、田村文生、細川俊夫(1980)、森田泰之進(2002, 2009)、土屋雄、小坂咲子(2001)、日野原英彦(1993)、徳山美奈子(1990)、河島昌史、藤原豊、永田孝信、秋田和久、小泉香(2012)、山本哲也、折笠敏之、茂木宏文らが優勝及び入賞を果たしている。 現在2024年に国際作曲コンクール"ヴァレンティーノ・ブッキ賞"、2025年に国際現代音楽演奏コンクール"ヴァレンティーノ・ブッキ賞"が開催される予定である[3]。 脚注出典
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