ワールド・ネバーランド
ワールド・ネバーランドとは、リバーヒルソフトから発売された架空人生シミュレーションゲームのシリーズ名である。通称ワーネバ。現在はアルティに権利が譲渡されており、開発もアルティが行っている。大きく分けて、オフライン版とオンライン版がある。 ゲーム内容オフライン版プレイヤーの操作するキャラクター(PC)がそれぞれの国に移住し、自由に生活を営んでいく。「PCができることはコンピュータの操作するキャラクター(NPC)にもでき、NPCのできることはPCにもできる」というPC=NPCシステムを取っているので両者は平等である。とても自由度が高く、武術・仕事や恋愛・子孫繁栄などに自分なりの目標を設定出来、自分なりの人生を送ることが出来る。 ベースとなる通称「基本国」は同じゲーム内であってもパターンが分かれている。元々住んでいるNPC地元民などが異なったりするために、プレイヤーに人気のある基本国・地元民も存在する。 セーブデータやキャラクターパスワード(プルト共和国、エルネア王国)を使い、自分のPCを他の人のゲーム内に移住させたり、対戦させたりできる。公式サイトにはパスワードを公開できる掲示板が開設されており、プレイヤー同士の交流の場となっている。 PC、NPCともに寿命がある。PCが寿命を全うした時点でゲームオーバー(事実上のエンディング)になるが、子供がいた場合はその子供をPCとして引き継ぐことにより、プレイしつづけることができる。その場合、今までのPCはNPCとなる。またPCの寿命が尽きる前にキャラクターパスワードを使って別のPCとして移住しても、ゲームオーバーになることはない。 オンライン版オフライン版をそのままオンライン版にしたような内容だが、大きく異なる点も多い。 PCはプレイヤーがオフラインでゲームをしていない時にもゲーム内で動き、生活をつづける。この状態のキャラクターはAPCと呼ばれ、あらかじめ与えておいた簡単な行動の指針に従う以外は基本的に好き勝手に動く。重要なアイテムすら、所定の入れ物にしまっておかないと捨てる可能性がある。 新作についてPlayStation 2用ソフト「ワールド・ネバーランド3(仮称)」としてPS2本体の発売前からタイトルのみ発表していたが、長い期間発売はおろか詳細すら発表されていない状態が続き、唯一の公式な情報は、公式サイトのFAQにある「未発表の製品については正式な発表があるまで一切答えられない」という意味の回答のみであった。 2007年10月29日、株式会社fonfunのホームページにおいて「株式会社アルティとは、資本提携しており、今後も両社で協力し、ワールドネバーランドシリーズの新作やアルティ社の持つ他のシリーズを企画開発、販売して参ります[1]。」というアナウンスがなされ、2008年6月にPlayStation Portable移植版「ワールド・ネバーランド 2in1Portable オルルド王国物語&プルト共和国物語」が発売された。 2009年12月17日に株式会社アルティはPSPに参入し、同プラットフォーム用のソフトウェアの開発、配信販売に参入すると発表した[2]。 その中で「ワールド・ネバーランド」シリーズ新作の配信販売を予定していることを明らかにし、2010年11月18日、10年ぶりのオフライン版のシリーズ新作となるワールド・ネバーランド〜ナルル王国物語〜がPlayStation Storeでダウンロード販売された。 シリーズ一覧
オフライン版
オンライン版
脚注外部リンク
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