ワンノーイ郡座標: 北緯14度13分36秒 東経100度42分55秒 / 北緯14.22667度 東経100.71528度
ワンノーイ郡(ワンノーイぐん)はタイ、アユタヤ県の郡(アムプー)の一つ。ワンノイ郡とも記述される。 歴史郡は1907年アユタヤ県ウタイより分離し、ウタイノーイを新設した。1917年に郡となり、現在のワンノーイ郡に改称した[1][2]。 ワンノーイの名称の起源には諸説あり、一説では「ワン」とは魚の群がる水辺のことであり、その場所を「ワンナーム、ワンプラー」と呼んだ事によるという説[3]。もう一つの説では、タムボン・ラムサイ、ボーターロー、ワンノーイはバーンパイン郡から分離、編入された地域であるが、もともとはバーンパイン郡タムボン・プララーチャワンノーイと呼ばれていた[3]。初めの音節の「ワン」はそこから来ており、次の「ノーイ」は昔の行政区名のウタイノーイから来ているという[3]。また、ウタイノーイとは、初代郡長のラーマ6世氏族ブンヤーナン家のルワン・ウタイバムルンラットを意味するという説もある。 地理隣接する郡は北から時計回りに、アユタヤ県ウタイ郡、サラブリー県ノーンケー郡、パトゥムターニー県ノーンスア郡、クローンルワン郡、アユタヤ県バーンパイン郡。 郡内の主要な河川は、チャメープ川、ワンチュラー川、ブンクラダーン川、サイ川。主な運河はバーンサーン運河、ワンカー運河、ボーターロー運河。 行政区分郡内には10のタムボンがあり、さらにその下位に68の村(ムーバーン)がある。1つの自治体(テーサバーン)が設置されており、以下のようになっている。
また、郡内には10のタムボンが設置されている。以下は郡内のタムボンの一覧である。
産業郡はもともと米作や果樹栽培の行われていた農業地域であったが、現在では工業も盛んであり、タムボン・ワンチュラーとタムボン・チャメープには1998年からファクトリーランド・ワンノーイ工業団地が立地し、日系企業も入居している[4]。 交通郡内を通る主要道路は以下の通り。
脚注
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