クローンルワン郡座標: 北緯14度3分54秒 東経100度38分46秒 / 北緯14.06500度 東経100.64611度
クローンルワン郡(クローンルワンぐん)はタイ中部パトゥムターニー県にある郡(アムプー)である。 歴史もともとこの地域はムアンタンヤブリーの領内バーンワイ地区の一部であり、アユタヤ王朝時代には深い低地林に覆われていた。1767年アユタヤ王朝がビルマの手により滅びると、アユタヤの移民たちはこの地に移り住んだ。集落が発展して、大きくなってくると、人々は耕作地をトゥンルワン(現在のタンヤブリー郡)まで拡大した。そこでラーマ5世はトゥンルワンとバーンワイ地区の人々のためにランシット運河の開削を命じた。1904年運河が完成すると、政府は運河を開削したラーマ5世の慈悲を記念し、この地区の名をクローンルワンと改名し、郡に昇格した。 地理隣接する郡は北から時計回りに、アユタヤ県バーンパイン郡、ワンノーイ郡、パトゥムターニー県ノーンスア郡、タンヤブリー郡、ムアンパトゥムターニー郡、サームコーク郡。郡はランシット運河の第1運河から第7運河沿いに形成されている。 行政区分郡内には7のタムボンがあり、さらにその下位に106の村(ムーバーン)がある。本郡のタムボンは単純に「第1運河」から「第7運河」までの運河の名前が付いている。自治体(テーサバーン)が置かれており、以下のようになっている。
産業ナワナコーン工業団地が立地する。 交通郡内の主要道路はパホンヨーティン通り(国道1号線)が貫通しており、タイ北部と東北部へ向っている。その他の道路は、外環線東(高速道路9号線)、ラムルークカー=ワンノーイ通り(国道352号線)、クローンルワン通り(県道3214号線)。 教育諸施設郡にはタイの研究施設・文化施設等が集まるタイランド・サイエンスパークやテクノターニーなどが立地している。
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