ワイルド・ウエスト 復讐のバラード
『ワイルド・ウエスト 復讐のバラード』(原題:The Ballad of Lefty Brown)は2017年に公開されたアメリカ合衆国の西部劇映画である。監督はジャレッド・モシェ、主演はビル・プルマンが務めた。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2019年9月6日にDVDが発売された[3]。 2017年10月31日、本作は第9回京都ヒストリカ国際映画祭で上映されたが、その際には『レフティ・ブラウンのバラード』という原題に沿った邦題が使用された[4]。 概略1889年、モンタナ州。レフティ・ブラウンが長年のパートナーであったエドワード・ジョンソンと歓談していたとき、ジョンソンが射殺されるという事件が発生した。ジョンソンは上院議員に選出されたばかりであった。怒り狂ったブラウンは若手のガンマン(ジェレマイア)や旧友(トム)の力を借りて犯人捜しに乗り出した。苦労の末、ブラウンはジョンソン殺害の犯人を突き止めるが、当局はブラウンにジョンソン殺害の容疑をかけてきた。自身の無実を証明するべく、ブラウンは再びモンタナの大平原へと駆り出すのだった。 キャスト※括弧内は日本語吹替。
製作2016年9月、ビル・プルマン、ジム・カヴィーゼル、ピーター・フォンダ、キャシー・ベイカーがキャスト入りした[5]。8日、本作の主要撮影がモンタナ州で始まった[6]。 2017年2月18日、H・スコット・サリーナスが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[7]。12月15日、本作のサウンドトラックが発売された[8]。 マーケティング・興行収入2017年3月11日、本作はサウス・バイ・サウスウェストでプレミア上映された[9]。4月13日、A24とディレクTV・シネマが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[10]。10月17日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。2018年1月29日、モンタナ州ホワイトホールで本作の上映会が行われ、チケットが完売した。その上映会で出た利益(1万ドル強)は現地の博物館が行っている保留地の保全活動に寄付された[12]。 2017年12月15日、本作は全米2館で限定公開され、公開初週末に5559ドル(1館当たり2780ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場59位となった[13]。 評価本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには25件のレビューがあり、批評家支持率は80%、平均点は10点満点で6.27点となっている[14]。また、Metacriticには12件のレビューがあり、加重平均値は64/100となっている[15]。 出典
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