ローレンス・ワーバス
ローレンス・ワーバス(英語: Lawrence "Larry" Warbasse、1990年6月28日 - )は、アメリカ合衆国、ディアボーン出身の自転車競技(ロードレース)選手。現在はUCIワールドチームのAG2R・ラ・モンディアルに所属。 来歴アマチュア時代13歳のときにスキーのトレーニングとしてMTBに乗り始めた。15歳でロードレースに転向し、17歳でジュニアのナショナルチームに選抜。 2010年と2011年はBMC・レーシングチームのアンダー23育成チームに所属。2012年にはBMC・レーシングチームがヒンカピー・スポーツウェアとホロウェスコ・パートナーズと提携した新コンチネンタルチームのBMC・ヒンカピー・スポーツウェア・デヴェロップメントに所属。 2010年からの3年間はヨーロッパを中心に走り、アメリカのアンダー23ナショナルチームでも活躍。2011年はリエージュ~バストーニュ~リエージュ・エスポワールとツール・ド・ベルリンで5位に入ったほか、イストリアン・スプリング・トロフィーとフレッシュ・デュ・スュドで7位に入った。2012年はベビー・ジロでのジョー・ドンブロウスキーの総合優勝に貢献し、ロンド・ド・リザールで5位、クロノ・シャンプノアで6位入賞。9月にはロードレース世界選手権にアンダー23アメリカ代表として出場し、ロードレースで18位、個人タイムトライアルで27位。またBMC・レーシングチームに研修生として加入し翌年昇格した。 プロ入り後2013年、ツアー・オブ・カタールでプロデビューし、第2ステージのチームタイムトライアルで優勝。初年は学びのシーズンとなった。また2013年のUSA・プロ・サイクリング・チャレンジでのティジェイ・ヴァン・ガーデレンの総合優勝にも貢献した。 2014年、カデル・エヴァンスやサムエル・サンチェスのアシストとして初のグランツールとなるブエルタ・ア・エスパーニャに出場。2016年にはジロ・デ・イタリアに初出場するものの1週間でリタイア。しかし、8月のツール・ド・ポローニュではワールドツアーレース初のTOP10フィニッシュを果たし、総合7位でレースを終えた。 2017年、プロコンチネンタルチームのアクア・ブルースポーツに加入し、過去最高のシーズンを過ごした。ツール・ド・スイス第3ステージで個人プロ初勝利をあげると勢いそのままアメリカ選手権ロードレースでも優勝し、アメリカチャンピオンに輝いた。 2019年、AG2R・ラ・モンディアルに加入し、ワールドツアーに復帰。 主な成績
グランツールでの成績ブエルタ・ア・エスパーニャ4回出場 ジロ・デ・イタリア3回出場 外部リンク
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