ローレンス・オコリー
ローレンス・オコリー(Lawrence Okolie、 1992年12月16日 - )は、イギリスのプロボクサー。ロンドンハクニー出身。元WBO世界クルーザー級王者。元WBC世界ブリッジャー級王者。 来歴アマチュア時代2016年、リオデジャネイロオリンピックにヘビー級(91kg)で出場し、2回戦で敗退した[1]。 プロ時代クルーザー級2017年3月25日、エディー・ハーンのマッチルーム・スポーツと契約しプロデビュー。 2021年3月20日、ロンドンのウェンブリー・アリーナでマイリス・ブリエディスの王座剥奪に伴い元WBO世界クルーザー級王者でWBO世界クルーザー級1位のクシシュトフ・グウォヴァツキとWBO世界クルーザー級王座決定戦を行い、6回46秒KO勝ちを収め王座を獲得した[2]。 2021年9月25日、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムでWBO世界クルーザー級1位のディラン・プラソビッチと対戦し、3回KO勝ちを収め初防衛に成功した[3]。 2022年2月27日、ロンドンのO2アリーナでWBO世界クルーザー級3位のミハル・チェスラックと対戦し、12回3-0(116-111、117-110、115-112)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[4]。 2023年3月、マッチルーム・スポーツを離脱して、BOXXERと契約した[5]。 2023年5月27日、ボーンマスのバイタリティー・スタジアムでWBO世界クルーザー級1位のクリス・ビラム=スミスと対戦。オコリーは4回、10回、11回にダウンを奪われた上5回と7回にはホールディングで減点され12回0-2の判定負けを喫し、王座防衛に失敗し王座から陥落した[6]。しかし、オコリーが合計3度ダウンを奪われ、加えてホールディングの反則で2度減点されたにもかかわらず、112-112で引き分けと採点したベンジャミン・ロドリゲスは大きな批判を浴びた。 2023年5月29日、マッチルーム・スポーツに対して契約解除を求めて起こしていた裁判が和解に達した[5]。 ブリッジャー級2024年5月24日、ジェシュフのハラ・ナ・ポドプロミウでWBC世界ブリッジャー級王者ルカシュ・ロザンスキーに挑戦し[7]、初回2分55秒KO勝ちを収め2階級制覇を達成した[8]。 2024年10月8日、オコリーはWBCから暫定王者のケビン・レレナとの団体内王座統一戦を指令されていたがヘビー級転向を表明しWBC世界ブリッジャー級王座を返上。これに伴いWBCは暫定王者のレレナを同日付で正規王者に認定した[9]。 ヘビー級2024年12月7日、ロンドンのウェンブリー・アリーナでWBC世界ヘビー級シルバー王座決定戦ならびにヘビー級転向戦としてフセイン・ムハメドと対戦し、初回2分14秒KO勝ちを収めシルバー王座の獲得に成功した[10]。 獲得タイトル
脚注
関連項目外部リンク
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