ローラ・T100 (Lola T100) は、ローラ・カーズが製作したフォーミュラ2カー。デザイナーはエリック・ブロードレイ。1967年のF1世界選手権では第7戦に出場している。
概要
1967年ドイツグランプリにローラからデヴィッド・ホッブス、ブライアン・レッドマンがF2仕様で、BMWからヒューベルト・ハーネがF1仕様のT100で出場した。ホッブスとハーネはBMWエンジン、レッドマンはコスワースエンジン搭載車をドライブした。予選でハーネは14番手、ポールポジションを獲得したロータスのジム・クラークからは28.7秒の差であった。ホッブスは21番手、ポールタイムから42.1秒差であった。レッドマンはコスワースエンジン搭載車で、予選は走らず最後尾の26番グリッドからの出走となった。決勝でハーネはリタイアし、ホッブスはレッドマン車を使用して10位に入った。レッドマンは出走しなかった[1] · [2] · [3]。
数週間後の1967年9月16日、ブライアン・レッドマンはF2仕様のT100で、オウルトン・パークで行われたノンタイトル戦のインターナショナル・ゴールドカップに出場したが、1周を終えたところでエンジントラブルのためリタイアした[4]。続くノンタイトル戦のスペイングランプリでレッドマンはF1仕様のT100をドライブし、8位でフィニッシュした。優勝したジム・クラークからは2周遅れであった。このレースにはジョー・シフェールとヒューベルト・ハーネも出場したが、それぞれ45周目と33周目にエンジントラブルでリタイアしている[5]。
翌1968年、3月22日にブランズ・ハッチで行われたレース・オブ・チャンピオンズにジョン・サーティースがBMWエンジンを搭載したT100で出場したが、オイル漏れによりスタートできなかった[6]。
5月12日に行われたスペイングランプリで、スペイン人ドライバーのホルヘ・デ・バグラチオンはコスワースエンジンを搭載したT100でエントリーしたが、マシンが準備できず出走できなかった[7]。
F1における全成績
(key)(太字はポールポジション、斜体はファステストラップ)
参照
外部リンク
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2024年 - (ベヒトルスハイマー) |
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2014年 - 2016年 (マルチマティック) |
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1958年 - 2012年 (ブロードレイ) (ビレーン) |
創業者 | |
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主な関係者 |
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ドライバー
(F1) |
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車両 |
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フォーミュラ5000 | |
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インディカー | |
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フォーミュラ2 | |
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フォーミュラ3000 | |
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フォーミュラ・ニッポン | |
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インディ・ライツ | |
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その他 | |
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| | 初期 | |
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グループ7 | |
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グループ5 / グループ6 | |
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スポーツ2000 | |
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CanAm | |
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グループC / IMSA GTP | |
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ル・マン・プロトタイプ | |
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デイトナ・プロトタイプ | |
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