ロマン・トメトゥチェル国際空港

ロマンメトゥール国際空港
Roman Tmetuchl International Airport
IATA: ROR - ICAO: PTRO
概要
国・地域 パラオの旗 パラオ
所在地 バベルダオブ島アイライ州
母都市 コロール
種類 公共
運営者 Palau International Airport Corporation(パラオ政府と日系3社の合弁)
拠点航空会社 ベラウ・エア
標高 54 m (176 ft)
座標 北緯07度22分02秒 東経134度32分39秒 / 北緯7.36722度 東経134.54417度 / 7.36722; 134.54417
公式サイト www.palau-airport.com
地図
パラオの空港位置図
パラオの空港位置図
ROR
パラオの空港位置図
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
09/27 2,195×46 アスファルト
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ロマンメトゥール国際空港: Roman Tmetuchl International Airport)は、パラオ共和国バベルダオブ島アイライ州にある国際空港である。2006年にパラオ国際空港: Palau International Airport)に名称変更されたが、どちらの名前も有効である。また、バベルダオブ空港やアイライ空港としても知られている。

概要

2015年4月8日、ロマン・トメトゥチェル国際空港を訪れた天皇(中央左)と美智子皇后(中央右)

パラオ唯一の国際空港で、旧首都コロール郊外のバベルダオブ島アイライ州にある。昭和19年(1944年)に大日本帝国海軍が航空基地として建設したのがはじまりである。

戦後は民間飛行場となり、1984年に完成した旧ターミナルビルが手狭になった為、日本国政府の無償援助により、2003年3月に新しいターミナルが完成した。2018年、空港運営に双日ら日系企業3社が出資・参画を開始した[4]。2022年5月8日、ターミナル増築と、既存のターミナル改修工事が完了し、記念式典が行われた[5]

国内線が運航されているほか、観光が盛んなパラオの国際空港らしく、グアムマニラなどとの間に定期便が運航されている。また多数のチャーター便を運航されている。

滑走路の長さは7200 ft. / 2195 mと国際空港としては短いため、大型機の発着は不能であり、2015年4月の天皇・皇后のパラオ訪問では、日本国政府専用機ボーイング747-400)が使用できず、民間機であるボーイング767によるチャーター機が使われた。

就航路線

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっている。

航空会社就航地
ユナイテッド航空 グアムマニラ東京/成田(2025年より就航予定)
チャイナエアライン 台北/桃園
en:Cambodia Airways マカオ
ニューギニア航空 ポートモレスビー

2023年8月現在[6][7]

脚注

  1. ^ FAA Airport Form 5010 for ROR – Babelthuap/Koror (PDF) , effective 2 Jul 2009.
  2. ^ Airport information for PTRO from DAFIF (effective October 2006)
  3. ^ RORの空港情報 - Great Circle Mapper. 出典:DAFIF(2006年10月時点で有効).
  4. ^ 双日と日本空港ビルら、パラオ空港ターミナル運営開始 20年度めどに拡張も”. Aviation Wire. 2022年9月17日閲覧。
  5. ^ パラオ国際空港ターミナルが全面開業 - JICA 2022年5月9日
  6. ^ Flight Schedule - Palau International Airport
  7. ^ パラオ国際空港 飛行機時刻表 - NAVITIME Transit

関連項目

外部リンク