ロバータ・ピータース(Roberta Peters, 1930年5月4日 - 2017年1月18日)は、アメリカ出身のソプラノ歌手。
ブロンクス区の生まれ。13歳から声楽をはじめ、ジャン・ピアースに才能を認められてウィリアム・ハーマンの薫陶を受けた[1]。19歳の時にメトロポリタン歌劇場のオーディションを受け、20歳の時にメトロポリタン歌劇場でヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》のツェルリーナ役を歌ってオペラ歌手としてデビューを果たした[2]。以来35年に渡ってメトロポリタン歌劇場への出演契約を保持し、シカゴ、サンフランシスコ、シンシナティなどアメリカ主要都市の歌劇場にも出演を繰り返した。1951年にはトーマス・ビーチャムの指揮でマイケル・ウィリアム・バルフの《ボヘミアの少女》に参加してコヴェントガーデン王立歌劇場に初登場し、1950年代半ばにはイタリア各地の歌劇場、ウィーン国立歌劇場やザルツブルク音楽祭などに出演してヨーロッパでの名声を確立している。1972年にはボリショイ劇場にも登場し、ロシアでもその名を知られるようになった。
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