ロス・マイナー(英語: Ross Miner、1991年1月24日 - )は、アメリカ合衆国出身の元フィギュアスケート選手(男子シングル)。
2012年四大陸選手権3位、2013年、2018年全米選手権2位、2009年JGPファイナル3位。
経歴
3歳でスケートを始め、9歳から地区競技会に参加している。
国内では各クラスでトップクラスの成績を残したが、国際大会デビューは17歳の2008年ガルデナスプリング杯と早くはない。
翌2009年には世界ジュニア選手権に出場。2009年JGPレークプラシッドでISUジュニアグランプリ初出場初優勝を飾った。2戦目のクロアチア杯で2位となり、JGPファイナルへの進出を決め、3位となった。
2010-2011シーズンからシニアに移行、初参戦のグランプリシリーズでは、NHK杯9位、中国杯7位であったが、全米選手権で3位となり、初参戦となった世界選手権では、パーソナルベストを20点余り更新し、11位と健闘した。
2011-2012シーズン、NHK杯では3位。グランプリシリーズでの初めてのメダルを獲得した。エキシビションに出られると思っていなかったために、開催地の北海道で購入したTシャツを着て登場し、観客を大いに沸かせた。全米選手権では2年連続の3位、四大陸選手権は初出場で3位に入った。
2012-2013シーズン、USインターナショナルクラシックで3位。NHK杯ではFSで初めて4回転サルコウを成功させパーソナルベストを更新し、2年連続で3位。全米選手権では2位に入り、2年ぶりに世界選手権に出場した。
2013-2014シーズン、ボストンマラソン爆弾テロ事件を受け、自らも居住しているボストンに捧げるFSのプログラムを作った[2]。スケートカナダでは9位。エリック・ボンパール杯は右足首の捻挫により欠場[3]。全米選手権は初めて表彰台を逃し7位に終わった。
2017-2018シーズン、平昌オリンピック出場をかけた全米選手権ではFSで4回転サルコワが成功し結果2位となるも、4位のアダム・リッポンが代表に選ばれ、平昌オリンピックは落選。四大陸、世界選手権[4]共に辞退。
主な戦績
マークが付いている大会はISU公認の国際大会。
詳細
プログラム使用曲
脚注
参考文献