ロサンゼルス現代美術館
ロサンゼルス現代美術館(ロサンゼルスげんだいびじゅつかん、英: Museum of Contemporary Art, Los Angeles、通称MOCA)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州・ロサンゼルス市にある、近現代美術専門の美術館である。 ダウンタウンのグランド通り(Grand Avnenue)にある本館のほか、リトル・トーキョーで仮設の形をとっている「ゲフィン・コンテンポラリー・アット・MOCA」(旧「テンポラリー・コンテンポラリー」)。ウェスト・ハリウッドにある「パシフィック・デザイン・センター」の合計3箇所の施設がある。 沿革1979年に当時の市長トム・ブラッドレーや慈善家のマーシア・シモン・ワイズマン、市会議員ジョエル・ワックスの発案により現代美術館創設の計画が持ち上がり、同年、美術館設立準備委員会が設置された。1983年には建築家フランク・ゲーリー設計の「テンポラリー・コンテンポラリー」(現「ゲフィン・コンテンポラリー」)がオープン。 1988年、建築家磯崎新による新館でMOCAが本格的にオープン。
コレクションこの美術館の所蔵品の90%は個人からの寄贈である。[2]1984年にはジャン・フォートリエ、フランツ・クライン、ロイ・リキテンスタイン、クレス・オルデンバーグ、ロバート・ラウシェンバーグ、マーク・ロスコ、アントニ・タピエスを含むジュゼッペ・パンツァのコレクションの一部を購入。1989年、リタおよびタフト・シュライバーのコレクションが寄贈されたが、その中にはジャクソン・ポロック、ピエト・モンドリアン、アーシル・ゴーキーなどが含まれていた。[3] また、美術館の創設者の一人であるマーシア・シモン・ワイズマンよりウィレム・デ・クーニング、バーネット・ニューマン、ジャスパー・ジョーンズ、リチャード・ディーベンコーン、サム・フランシスなど83点の素描が寄贈されている。[4]1991年、スコット・スピーゲルによりジャン=ミシェル・バスキア、ロバート・ロンゴ、スーザン・ローゼンバーグ、デヴィッド・サーレなどが寄贈される。その他にも多くの寄贈を受けている。[5] その他グレッグ・コルソン、キム・ディングル, サム・デュラン、デイヴィッド・ホックニー。エルズワース・ケリー、アグニス・マーティン、ケネス・プライス、ジョン・マクラフリン、ロバート・マザウェル、エリザベス・マーレイ、レイモンド・ペティボン、ジュリアン・シュナーベル、ジョージ・シーガル、ジョエル・シャピロ、フランク・ステラ、サイ・トゥオンブリーなどを所蔵している。 参照
外部リンク |