レザ・ガセミ
レザ・アリ・ガセミ(Reza Ali Ghasemi、1987年7月24日 ‐ )は、イラン・エスファハーン出身の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで10秒12、室内60mで6秒58(元室内イラン記録)の自己ベストを持つ。2015年アジア選手権男子100mの銅メダリスト、2012年アジア室内選手権男子60mの金メダリストである。 経歴2010年2月に地元イランのテヘランで開催されたアジア室内選手権男子60mに出場すると、決勝ではサミュエル・フランシス(6秒58)に次ぐ6秒67で銀メダルを獲得した。 2012年2月に杭州で開催されたアジア室内選手権男子60mに出場すると、前回大会チャンピオンのサミュエル・フランシスなど有力選手は不在だったものの決勝を6秒68で制し、初のアジアタイトルを獲得した。この種目でのイラン勢の金メダル獲得は、2004年テヘラン大会のAbdolghafar Saghar以来だった。 2014年2月に杭州で開催されたアジア室内選手権男子60mに出場すると、決勝ではサミュエル・フランシス(6秒61)、フェミ・オグノデ(6秒62)に次ぐ6秒68で銅メダルを獲得した。 2014年3月にソポトで開催された世界室内選手権男子60mに出場すると、予選を6秒58のイラン記録(当時)で突破し、3大会連続となる準決勝に進出した[注 1]。初の決勝進出がかかった準決勝は6秒62とタイムを落とし敗退した[2]。 2015年6月に武漢で開催されたアジア選手権に出場すると、100m決勝でフェミ・オグノデ(9秒91)、張培萌(10秒15)に次ぐ10秒19(+1.8)で銅メダルを獲得した。 2016年2月にドーハで開催されたアジア室内選手権男子60mに出場すると、準決勝で地元カタールのサミュエル・フランシス(自己ベスト6秒54)とトシン・オグノデ(自己ベスト6秒50)がフライングのため姿を消す中、4大会連続となる決勝に進出した。決勝では同じイラン人のハッサン・タフティアン(6秒56)に敗れはしたものの6秒66で2位に入り、4大会連続のメダルとなる銀メダルを獲得した。 自己ベスト記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
主要大会成績備考欄の記録は当時のもの
脚注注釈
出典
外部リンク
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