ルマン・LM04Cルマン・LM04Cは、1984年全日本耐久選手権(後のJSPC)、および富士ロングディスタンスシリーズ(富士LD)参戦用にルマンガレージ(現株式会社ルマン)が開発したグループCカー。 概要同社の2作目となるグループCカーである。エンジンは当初日産の2.1L 直列4気筒ターボ LZ20B型、後にFJ20型を搭載するようになった。 3台が製作され、1号車が株式会社ユーピー、2号車がハセミモータースポーツ、3号車がFJ20エンジンテスト用に日産が購入した。 デビューレースは1984年全日本耐久開幕戦鈴鹿500km。1985年第2戦富士1000kmが最後のレースとなった。最高位は1984年富士1000kmの4位(ハセミ車)。 エンジンの信頼性が著しく劣り、またシャシー剛性も低く、好成績を収めることができなかった。 なお、完全なプロトタイプレーシングカーであったが、ハセミ車は「スカイラインターボCトミカ」、1985年序盤のみ使用したセントラル20では「フェアレディZCキャノン」の名称でエントリーしていた。 関連項目 |