ルパート・グリント
ルパート・アレクサンダー・ロイド・グリント(英: Rupert Alexander Lloyd Grint、1988年8月24日 - )は、イギリスの俳優。身長173cm[2]。 来歴生い立ちイングランド・エセックス州出身。父親のナイジェル・グリントは土産物屋の販売員、母親のジョーン(旧姓パーソンズ)は主婦。弟(ジェームズ)と妹(ジョージナ、サマンサ、シャーロット)がいる。俳優となる前は学校や地元の劇団の舞台に立っていた。 キャリア小説『ハリー・ポッター』シリーズのファンだったことから、ロン・ウィーズリーを演じたかったためにオーディションに応募。女の子の格好をして自分がいかにロン役にぴったりかの即興ラップを歌ったり、原作でのロンの台詞を読んだりしたビデオを送った結果、ロン役に選ばれ、2001年に映画『ハリー・ポッターと賢者の石』でデビュー。以後、最終章の『ハリー・ポッターと死の秘宝』まで出演した。また、原作版『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ではホラス・スラグホーンがロンの名前を「ルパート」と間違えるシーンがあるが、これは実写版でロンを演じたグリントの名前からとられている。 『ハリー・ポッター』シリーズ以外ではコメディ映画『サンダーパンツ!』やローラ・リニーとジュリー・ウォルターズ(『ハリー・ポッター』シリーズではウィーズリー夫人を演じている)共演の『Driving Lessons』、BBCラジオのナレーターとしても活躍。 2007年7月9日に『ハリー・ポッター』シリーズで共演しているダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソンとともにハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで手型と足型を取った。 2011年1月、経済誌『フォーブス』が「スクリーン上で最も(興行収入を)稼いだカップル」のランキングを発表し、グリントとワトソンが1位にランクインした。両者は『ハリー・ポッター』シリーズだけで63億ドル(日本円で約5229億円)を稼いでいた[3]。 私生活2004年にリチャード・ヘイル・スクールを卒業。 趣味は一輪車、絵を描くこと、ゴルフ。 2005年9月、英大衆紙『ザ・サン』によると、グリントが通っていた学校では、生徒たちはグリントにサインを頼むことを禁止されていたという。関係者は「子供たちはルパートのことを誇りに思っていて映画について聞きたがる。学校のスタッフはルパートの邪魔をしないように生徒たちに注意を促しており、ルールを破ったものは誰であろうと居残りの罰を受けることになる」とコメントしている[4]。 2020年4月、2011年より交際していた女優のジョージア・グルームが第一子を妊娠していることが明らかになった[5]。前年には互いにゴールドの指輪をはめていて、結婚の噂もあった[6]。2020年5月、女児が生まれたことを公表。当初はプライベートを尊重する意向から名前などは発表していなかったが[7]、のちにInstagramで名前を公表した[8]。 資産2010年2月、『ヴァニティ・フェア』誌が「2009年に最も稼いだハリウッドの稼ぎ手」のランキングを発表し、3,000万ドル(日本円で約27億)を稼いで15位にランクインした。この金額は映画ギャランティだけでなく、商品のロイヤリティ収入なども含んでいる[9]。 2010年11月、英『ヒート・マガジン』が「最もリッチな30歳以下のイギリス人スターランキング」を発表し、グリントは推定総資産額1900万ポンド(日本円で約24億8000万円)で4位にランクインした。ランキングの1位にはダニエル・ラドクリフ、3位にはエマ・ワトソンもランクインした[10]。 2011年7月、英紙『ガーディアン』によると『ハリー・ポッター』シリーズで主役の3人がこれまでに稼いだ収入を合計すると8500万ポンド(日本円で約108億円)は下らないが、3人とも不動産に投資をしているという。グリントは生まれ故郷の英国ハートフォードシャー州に複数の不動産を所有しており、2万5000坪の敷地に立つ荘園領主の館を540万ポンド(日本円で約7億円)で購入したほか、335万ポンド(日本円で約4億円)の邸宅と49万5000ポンド(日本円で約6200万円)の住宅を所有しているという[11]。 エピソードフィルモグラフィ映画
テレビシリーズ
出典
外部リンク
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