ランヘル・ラベロ
ランヘル・ラベロ(Rangel Ravelo、1992年4月24日 - )は、キューバのハバナ出身のプロ野球選手(一塁手)。右投右打。MLBのシアトル・マリナーズ傘下所属。愛称は「ラヴィ」[1]。 経歴プロ入りとホワイトソックス傘下時代2010年のMLBドラフト6巡目(全体188位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級ブリストル・ホワイトソックスでプロデビュー。48試合に出場して打率.254、1本塁打、21打点を記録した。 2011年はルーキー級ブリストルとA級カナポリス・インティミデイターズでプレーし、2球団合計で63試合に出場して打率.338、34打点、2盗塁を記録した。 2012年はA級カナポリスでプレーし、76試合に出場して打率.290、2本塁打、39打点、6盗塁を記録した。 2013年はA級カナポリスとA+級ウィンストン・セイラム・ダッシュでプレーし、2球団合計で101試合に出場して打率.299、4本塁打、62打点、5盗塁を記録した。 2014年はAA級バーミングハム・バロンズでプレーし、133試合に出場して打率.309、11本塁打、66打点、10盗塁を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 アスレチックス傘下時代2014年12月9日にジェフ・サマージャ、マイケル・イノアとのトレードで、クリス・バシット、ジョシュ・フェグリー、マーカス・セミエンと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[3]。 2015年はルーキー級アリゾナリーグ・アスレチックス、AA級ミッドランド・ロックハウンズ、AAA級バーミングハム・バロンズでプレーし、3球団合計で59試合に出場して打率.304、3本塁打、42打点、1盗塁を記録した。 2016年はAAA級ナッシュビルでプレーし、106試合に出場して打率.262、8本塁打、54打点、1盗塁を記録した。オフの11月30日にDFAとなり、12月2日にマイナー契約で再契約した[4]。 2017年3月31日に自由契約となった。 カージナルス時代2017年4月7日にセントルイス・カージナルスとマイナー契約を結んだ[4]。この年は傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーし、89試合に出場して打率.314、8本塁打、41打点、1盗塁を記録した。 2018年もAAA級メンフィスでプレーし、100試合に出場して打率.308、13本塁打、67打点を記録した。 2019年も開幕をAAA級メンフィスで迎えた。6月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。同日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビュー[6]。この年メジャーでは29試合に出場して打率.205、2本塁打、7打点を記録した。 2020年は13試合に出場して打率.171、1本塁打、6打点を記録した。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[7]。 ドジャース傘下時代2021年1月9日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[8]。5月のマイナーリーグ開幕後より傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースに所属し[4]、26試合出場で、打率.407、8本塁打、27打点を記録した[9]。 オリックス時代2021年7月26日にNPBのオリックス・バファローズが単年契約の年俸3500万円(推定)で獲得したことを発表。背番号は42[9]。7月28日に来日し[1]、入国待機期間後の8月17日に一軍練習に合流[10]。8月22日のウエスタン・リーグ中日ドラゴンズ戦で左手首に死球を受け、左尺骨遠位端骨折と診断された[10]。その影響もありペナントレースでは10月21日、25日の2試合のみの出場に終わったが、CSでは全3試合にスタメン出場し、日本シリーズでは第1戦と第2戦にスタメン出場したため、ポストシーズンではペナントレースを上回る計5試合に出場した。 2022年は24試合の出場、打率.138、1本塁打という成績に終わり、オフの12月2日に自由契約公示された[11]。 パドレス傘下時代2023年2月8日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[4]。この年は傘下のAAA級エルパソ・チワワズでプレーし、59試合に出場して打率.310、8本塁打、35打点を記録した。 マリナーズ傘下時代2023年11月27日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。 選手としての特徴・人物広角に打ち分ける技術と長打力を誇り、勝負強さも持ち合わせる打者[12]。 守備についてはオリックス入団会見で、「一塁が主だが、左翼も守れる。どのポジションでも必要とされるなら守る」と話している[12]。 本塁打を打った際は、ベンチ前で右手でピースを作り、右肘と右膝をくっ付ける「ラベロハンドシェイク」と命名したポーズを決める[13]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
記録NPB
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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