ラパス郡 (アリゾナ州)座標: 北緯33度50分25秒 西経113度56分34秒 / 北緯33.84028度 西経113.94278度
ラパス郡(ラパスぐん、英: La Paz County)は、アメリカ合衆国アリゾナ州西部に位置する郡である。人口は1万6557人(2020年)[1]。郡庁所在地はパーカーである。郡名はスペイン語で「平和」を意味し、コロラド川沿いにある初期開拓地ラパス(現在はゴーストタウン)から採られた。 ラパス郡は1983年にユマ郡北部の住民がユマ郡から分離することを認めた後で設立され、アリゾナ州が1912年に州に昇格して以降、初めてかつ唯一の追加された郡となった。設立された直後には別の郡政府を維持できるだけの大きな税収入基盤が無かったので、当座は資金を州予算に頼らねばならなかった。その結果アリゾナ州法が変更されて、現存する郡を分割することが難しくなった。 郡西部にはコロラド川インディアン居留地がある。この居留地の一部はカリフォルニア州のサンバーナーディーノ郡やリバーサイド郡の中にまで伸びている。 地理アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は4,513.36平方マイル (11,689.5 km2)であり、このうち陸地は4,499.95平方マイル (11,654.8 km2)、水域は13.40平方マイル (34.7 km2)で水域率は0.30%である[2]。 隣接する郡
国立保護地域
交通主要高規格道路
空港アビスキーラ空港(連邦航空局コード:P20)がパーカーの中心事業地区の東、1海里 (1.8 km) にある公共用途空港である。コロラド川インディアン部族が所有している。 人口動態
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。
都市と町カッコ内は人口 都市と町
統計調査指定地域
未編入の都市
ゴーストタウン
自然史ラパス郡に関連する様々な植物相や動物相がある[4]。絶滅危惧種のカリフォルニア・ファンパーム(Washingtonia filifera)が郡内に少数の叢林を作っている[5]。 脚注
外部リンク
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