ラウシェンベルクの紋章は黒地と金(または黄色)地に上下二分割されている。上部には、6つの突起がある銀の星が描かれている。これは、かつてこの街を支配していたツィーゲンハイン伯の紋章に由来する。1956年のヘッセン州の町の紋章集(C. A. Starke 出版、リムブルク)には、8つの突起を持つ星が描かれている。これは最後のツィーゲンハイン伯となったヨハン2世の未亡人で、ヴァルデック伯家出身のエリーザベトを思い起こさせる。彼女は、たとえば市教会をはじめラウシェンベルクに多くの投資を行った人物である。8つの突起がある星は、ヴァルデック伯家の金地に黒で描かれる星の形である。
Kurt Engel & Theresia Jacobi: Historischer Stadtführer Rauschenberg
引用
^Hessisches Statistisches Landesamt: Bevölkerung in Hessen am 31.12.2023 (Landkreise, kreisfreie Städte und Gemeinden, Einwohnerzahlen auf Grundlage des Zensus 2011)]
^Max Mangold, ed (2005). Duden, Aussprachewörterbuch (6 ed.). Dudenverl. p. 667. ISBN978-3-411-04066-7
^Martin Röhling: Die Geschichte der Grafen von Nidda und der Grafen von Ziegenhain. (Niddaer Geschichtsblätter Heft 9) Niddaer Heimatmuseum e.V., Nidda, 2005, ISBN 3-9803915-9-0 (p. 33)