『ライン』は、小手川ゆあによる日本の漫画。『月刊少年エース』(角川書店)において、2003年8月号から2003年11月号まで連載された。全4話。単行本は角川コミックス・エースより全1巻刊行。2012年12月に舞台化された。
ストーリー
今時の女子高生・チーコは、駅で1台の携帯電話を拾う。それが悪夢の始まりだった。その電話にかかって来るのは謎の連続自殺予告。指定場所にタイムリミットまでに着かなければ、自殺が実行されてしまう。碌に話もしたことのない優等生・バンドーと共に、自殺を止めるため夜の街を疾走する。
登場人物
- 柿崎 チーコ(かきざき チーコ)
- おしゃれと遊びが好きな今時の女子高生。勉強は嫌いで運動も「ぐてぐて」。ブロンドのロングヘアーで、「かわいくてチチがでかい」ムードメーカー。1件目の自殺に際し、目の前にいたバンドーにちょっと付き合ってくれないかと思わず声をかける。
- 坂東(ばんどう)
- チーコのクラスメートの女子高生。チーコとは正反対で、勉強も運動も優秀。学校では本を読んでばかりいる。ショートカットで眼鏡をかけており、顔は良いが胸は小さい。1件目の自殺現場に居合わせ、面白そうだからとチーコに付き合う。
- タスク
- チーコが拾った携帯電話に、連続自殺予告をかけて来る謎の男。未来が予知できると言い、「予知で見えた未来を変えて欲しい、君が“最後の希望”として自殺志願者達に選ばれた」とチーコに語る。
書誌情報
小手川ゆあ 『ライン』 角川書店〈角川コミックス・エース〉、全1巻
舞台
2012年12月5日〜9日まで新宿シアターサンモールにて公演。主人公2人の性別が女性から男性に変更されている。
スタッフ
- 脚本・演出:西永貴文(猫☆魂)
- 物販ディレクション制作:清水みちる(礼泉堂)
- 衣装:吉田実穂
- 協力:猫☆魂、TUFF STUFF
- 主催:礼泉堂、ライン製作委員会
キャスト
DVD
舞台「ライン」(2013年4月発売、有限会社 礼泉堂) RZD-1301
脚注
- ^ web KADOKAWA 『ライン』
外部リンク