ムラド・メグニ
ムラド・メグニ(アラビア語: مراد مغني, ラテン文字: Mourad Meghni, 1984年4月16日 - )は、フランス・パリ出身の元アルジェリア代表サッカー選手。現役時代のポジションはMF(攻撃的ミッドフィールダー)。 アルジェリアとポルトガルにルーツを持っている。テクニックに優れたプレーヤーで、母国では「Petit Zidan(プチ・ジダン)」の愛称で呼ばれている。 経歴キャリア初期アルジェリア人の父とポルトガル人の母の下パリに生まれる。若くしてクレールフォンテーヌからボローニャFCへ引き抜かれた。2003年1月12日のACミラン戦にて、18歳でセリエAデビュー。2005-06シーズンはFCソショーへレンタル移籍した。ボローニャでは72試合7得点を記録。2007年夏、SSラツィオに共同保有の形で移籍した。 ラツィオラツィオでの初めてのシーズンは、リーグ戦19試合の出場。また、UEFAチャンピオンズリーグデビューを果たし、2007年11月6日のヴェルダー・ブレーメン戦ではトンマーゾ・ロッキのゴールをアシスト、チームの勝利に貢献した。2008年夏にはラツィオに完全移籍。2010-11シーズンは膝の負傷で棒に振り、シーズン終了後にクラブとの契約を解除した[1]。 カタール時代翌シーズンよりカタール・スターズリーグのウム・サラルSCに加入[2]。2011年8月6日、シェイク・ジャシム・カップのアル=シャマルSC戦で1年半振りに公式戦のピッチに立った[3]。9月17日に行われたアル=ラーヤンSCとのリーグ開幕戦で太腿筋を負傷[4]。11月14日のレフウィヤSC戦で復帰するも[5]、この試合で内転筋を痛めて再び戦線を離脱した[6]。回復後は出場機会を失い、4月5日にアル=ホールSCへシーズン終了までローンとなった[7]。 2012-13シーズンよりレフウィヤSCへ移籍[8]。2013年10月には膝の手術を受け、翌年1月にクラブとの契約を解除した[9]。 キャリア晩年2015年1月、シャン=シュル=マルヌにあるフットサルチームへ加入した[10]。2年半のブランクを経て、2015年7月9日にアルジェリア・リーグ1のCSコンスタンティーヌと2年契約を締結。初めて自身のルーツであるアルジェリアでプレーすることとなった[11]。しかしここでも鼠径部や足首の負傷に悩まされ、在籍2シーズンで19試合の出場に留まった[12]。 代表歴2001年、フランスU-17代表として2001 FIFA U-17世界選手権に出場。フロラン・シナマ=ポンゴル、アントニー・ル・タレクとともに優勝の原動力となった。しかしフル代表には選ばれず、2009年6月にはフル代表はアルジェリア代表を選択した[13]。8月12日の親善試合ウルグアイ代表戦で初出場し、アルジェリア代表のエース級の存在となった。しかしながら、怪我で2010FIFAワールドカップは欠場している。 膝の負傷により1年半の間プレーを離れていた中、2011年8月にヴァイッド・ハリルホジッチ監督により代表へ招集された[14]。 タイトル
脚注
外部リンク
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