ムアンパンガー郡座標: 北緯8度26分36秒 東経98度31分5秒 / 北緯8.44333度 東経98.51806度
ムアンパンガー郡(ムアンパンガーぐん)とは、タイ南部・パンガー県にある郡(アムプー)。同県の県庁所在地(ムアン)でもある。 名称パンガーの名前は地元を流れるパンガー川から来ている。このパンガーの語源はプーガー (ภูงา, 象の牙の山) から来ていると言われる。 歴史アユタヤ王朝時代はナコーンシータンマラート王国の属国タクワパーの管轄下にあった。1809年ラーマ1世が崩御すると、ビルマが攻めてきてタクワパーを荒らした。このため、タクワパーの住民が多くパンガーに移住してきた。その後、ラーマ3世(ナンクラオ)はここにムアンパンガーを建設し、プラヤー・ボーリラックプートーン (セーン・ナ・ナコーン) を国主として置き、バンコクの直接の支配下においた。 その後、ターイチャーン郡として成立。1938年、県の名前に合わせてムアンパンガー郡に改称された[1]。 地理市街地はパンガー川の形成した平地にある。主な市内の水源はパンガー川やラー川である。郡北部や西部はプーケット山脈の一部である山岳地帯になっており、郡南部にはパンガー湾に面している。山岳地帯にはサナーンマノーラー森林公園やトーン・パリワット野生生物保護区がある。南の海岸はパンガー湾国立公園として保護されている。 国道4号線が東西に通っており東にアーオルック方面、西にタクワトゥン方面とつながっている。415号線が郡南部から北東に延びておりタッププット方面と、国道490号線が北西に延びており、カポン方面とつながっている。 経済郡内の主な産業は農業と漁業である。このうち農業では果物などの食品の他に、アブラヤシ(用途は様々)やパラゴムノキ(天然ゴムの原料)なども生産されている。 行政区分郡は9のタムボンに分かれ、さらにその下位に42の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
また郡内には7のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。 脚注
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