ムアンターク郡座標: 北緯16度52分54秒 東経99度7分25秒 / 北緯16.88167度 東経99.12361度
ムアンターク郡(ムアンタークぐん)は、タイ北部・ターク県にある郡(アムプー)である。ターク県の県庁所在地(ムアン)でもある。 名称タークには干して乾かすという意味がある。 歴史タークの町は古くスコータイ時代にはスコータイ王朝の西の前衛都市であった。この時代のタークの町は現在のターク市内にはなく、バーンターク郡にあったが、マハータンマラーチャーの時代に現在の場所にタークが移された。 19世紀以降、チーク材の集積地として発展した[1]。1886年ラヘーン郡が成立し、県庁舎の中に市庁があった。1938年には、県名と県庁所在地の名前を一致させる政府の政策によりムアンターク郡と改称した[2]。その後、1956年に市庁舎が完成するが、1965に火災で焼失、ルワン・サンブラーヌラックという人物の別荘に一時移転。1967年に新市庁舎が完成した。 地理![]() ピン川が形成した平地にあり、市街地の西側に山岳地帯が広がる。この山岳地帯の中にはタークシン大王国立公園やラーンサーン国立公園がある。 交通は南北に国道1号線(パホンヨーティン通り)が南北に通っており、北にラムパーン方面、南にカムペーンペット方面と通じている。国道105号線が西に延びており、メーソート方面と通じている。また国道12号線が東に延びており、スコータイ方面と通じている。 経済郡内の主な産業は農業であり、米、ラムヤイ、トウモロコシなどが生産されている。 行政区分郡内には12のタムボンがあり、さらにその下位に102の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)が設置されており、以下のようになっている。
また郡内には10のタムボン行政体がある。以下は郡内のタムボンの一覧である。うち欠番のタムボンは分離し、ワンチャオ分郡を形成しているタムボンである。
脚注
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