ムアンシーサケート郡座標: 北緯15度7分14秒 東経104度19分20秒 / 北緯15.12056度 東経104.32222度
ムアンシーサケート郡(ムアンシーサケートぐん)は、タイ東北部・シーサケート県にある郡(アムプー)。同県の県庁所在地(ムアン)でもある。 名称シーサケートとは、「吉祥なる美しい髪」という意味。シーサケートは日本語ではシサケット、シーサケットなどとも表記され、表記揺れが激しい。 歴史1782年、ムアン(都市国家)・クカンの副国主、プラ・パックディープートーンソンクラーム (ウン) が、この地にあったバーンノーンサームカーという村をクカンの領域から分離させ、ラーマ1世によって、ムアン・シーサケートの名前が与えられたことに始まる。3年後シーサケートの街は移転し現在の市街地、「テーサバーンムアン・シーサケート」になった。その後、ムアン・シーサケートはムアン・クカンの支配下にあった。 1904年、ムアンクカンの所在地がムアンシーサケートに移転した、このためムアンシーサケートはムアンクカンと言う名前で呼ばれることになり、ムアンクカンはフワイヌア郡と名を変えた。その後、1916年、県(チャンワット)の制度が導入されると、クカン県となり新ムアンクカン(シーサケート)は県庁所在地となった。 その後、1938年、県がシーサケート県と呼ばれるようになるとそれに合わせ、ムアンクカンはムアンシーサケート郡と名を変えた[1]。 地理ムーン川の形成した平地にあり、郡の主な水源もムーン川である。 交通は、タイ国鉄が通っている。また、国道226号線が東西に通っており東にウボンラーチャターニー方面、西にスリン方面と通じる。220号線が南西に延びておりクカン方面に、221号線が南東に延びており、カンタララック方面に、国道2373号線が北に延びており、ヤーンチュムノーイ方面に通じている。 経済郡内の主な産業は農業で、コメ、唐辛子、野菜などが生産されている。 行政区分郡内には18のタムボンがあり、さらにその下位に165の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
また、郡内には16のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。なお、以下のリストで欠番のタムボンは分離してワンヒン郡、パユ郡となっているタムボンである。
脚注
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