ムアンサコンナコーン郡座標: 北緯17度9分20秒 東経104度8分2秒 / 北緯17.15556度 東経104.13389度
ムアンサコンナコーン郡(ムアンサコンナコーンぐん)は、タイ東北部。サコンナコーン県の郡(アムプー)。同県の県庁所在地(ムアン)でもある。 名前サコンナコーンとは「全街」という意味である。 歴史11世紀頃、クメール人の手でムアン・ノーンハーンと呼ばれる街が建設されたが、その後、住民はクメール本国に帰り廃墟となった。ラーンサーン王朝が起こりクメール人が逃げると、ラーンサーンの領域となった。 時代は下りラーマ3世のころはムアン・タワーピーと呼ばれていたが、アヌウォンの反乱の時にサコンナコーンと改称された。 郡が形成されると、サコンナコーンは郡庁所在地の名前に合わせタートチューンチュム郡と呼ばれたが、県の名前に合わせて1938年、ムアンサコンナコーン郡に改称された[1]。 ちなみに、サコンナコーンはイーサーン地域のカトリックの中心地であり、ターレー・ノーンセーン大司教区が設置されている。 地理ノーンハーン湖が市の東にあり、市内および県の重要な水源となっている。西には山岳地帯が広がり気候を生かしたプーパーン宮殿がある。 交通は、サコンナコーン空港がある。また、国道22号線が東西に通っており、東にナコーンパノム、西にウドーンターニー方面と通じる。国道213号線が西南に延びておりカーラシン方面と、国道223号線が南東に延びておりタートパノムつながっている。 経済郡の主な作業は農業で、コメ、トマト、唐辛子などが生産されている。 行政区分郡は16のタムボンに分かれ、さらにその下位に169の村(ムーバーン)がある。自治体(テーサバーン)があり以下のようになっている。
また、郡内には15のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)がある。なお以下のリストで欠番のタムボンは、分離してポーンナーケーオ郡やプーパーン郡を形成しているタムボンである。
脚注
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