ミラン・ラパイッチ
ミラン・ラパイッチ(Milan Rapaić、1973年8月16日-)は、クロアチア(旧ユーゴスラビア)出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはMF。優れたテクニックを持ち、直感で試合を決められる選手であった[1]。 クラブ経歴1996-97シーズから所属したペルージャでは、得意のドリブルを活かして左サイドからチームの攻撃面での中核として活躍した[2]。1997年4月6日のSSCナポリ戦ではハンドでゴールを決め、バレーボール選手になれると批判を受けたこともあった[1]。2011年にはかつてペルージャに所属していた選手たちを集めて開催された、東日本大震災に関連したチャリティーマッチに中田英寿やラヴァネッリ、ディ・リーヴィオらと共に出場した[3]。 フェネルバフチェ時代にはアシスト王に輝くなど、リーグ優勝に貢献し、最優秀外国人選手に選出された。 代表経歴1994年から2007年までクロアチア代表としてプレーし、国際Aマッチ通算49試合5得点という記録を残した[4]。UEFA EURO 1996の直前まで代表に召集されていたが、大会のメンバーからは外れた。その後は1998 FIFAワールドカップ後までメンバーに選ばれることが無かった。 2002年に出場した2002 FIFAワールドカップでは2試合に出番、グループステージ2戦目のイタリア代表戦では76分に1-1の均衡を破る決勝ゴールを挙げ、2-1での勝利に大きく貢献した[5]。2年後のUEFA EURO 2004でもグループステージ最終戦のフランス代表戦で1-2の状態から引き分けに持ち込む同点弾を決めた[6]。 人物実子のボリス・ラパイッチも同じくサッカー選手であり、スペインのUDラス・パルマスでプロデビューを果たした[7]。 コーラとタバコをこよなく愛していることでも有名。練習後には毎日のようにコカ・コーラを一気飲みし、部屋はタバコの煙で何も見えないと言われるほど[8]。 キャリアの晩期にはJリーグでプレーしてみたいと話していた[2]。 所属クラブ
個人成績(リーグ戦における個人成績)
代表歴出場大会試合数
脚注
外部リンク
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