マルコーニ・エクスプレス
マルコーニ・エクスプレス(伊・英: Marconi Express)は、イタリア共和国ボローニャで運行するモノレール路線である。 延長は5キロメートルであり、ラッザレット (Lazzaretto) に中間駅および車庫がある、ボローニャ・グリエルモ・マルコーニ空港からボローニャ中央駅までを結んでいて、移動時間には7分20秒かかる[1]。 このシステムは、スイス企業のインタミン社によって提供された[2]。デザインは建築家のマッシモ・イオザ・ギーニ(Massimo Iosa Ghini)が担当した。 2015年10月31日より建設が開始され、2020年11月旅客輸送業務を開始した。 駅路線の3駅(空港駅、ラッザレット駅、中央駅)は、それぞれエレベーターとエスカレーターが設置されている。アクセスには階段はなく、ボローニャ中央駅から空港駅のルートはすべて屋根が設置されている[3]。すべての駅は出入口が回転式改札口になっている。自動券売機も設置してあり、非接触カードでも改札を通れるシステムになっている。30日以内に往復すると往復運賃が適用される[4]。 駅一覧路線には3駅がある。駅名は公式ウェブサイト表示に従っている[5]。
運行毎日5:40から深夜0:00まで運行されている。15分間隔で、ピーク時は7分半間隔となる[6]。運行が中断すると、TPER(エミリア・ロマーニャ旅客交通公社)によって代替バスが運行される。 車両マルコーニ・エクスプレスの車両は、両方向用となっており、2両編成となっている。一車両編成は48人の定員である[7]。最高速度は時速70km/hとなっている[8]。車両にはモニター画面と無料Wifiが設置されている[6]。 運行開始はコロナウイルス感染防止のための規制により、定員を通常時の半分に制限され、一車両編成24人(一両12人)で運行された[9]。 脚注
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