マメロディ・サンダウンズFC
マメロディ・サンダウンズFC(Mamelodi Sundowns Football Club)は、南アフリカ共和国・プレトリアを本拠地とするサッカークラブ。 1996年にプレミアサッカーリーグが設立されて以来、同リーグを7回制覇している強豪である。愛称としてThe Braziliansが挙げられるが、これはクラブのユニフォームがブラジル代表のそれと似ている事からつけられている。 歴史プレトリアのマラバスタッドで1960年代初頭に若者達によって設立された。その後1970年に公式なサッカークラブになった。 1973年に連邦プロサッカーリーグに加盟、同年にはコカコーラカップで決勝に進出する快挙を達成したものの、ベレア・ユナイテッドFCに5-3で敗れた。 1978年に同リーグが縮小され2部が設立されると、2部落ちした。昇格を狙う戦いは5年間に及び、その間にフロント側がクラブの解散を決定した事もあったが、するとその代替として新たにクラブが設立されたため、実質的にクラブは引き継がれた。 1984年に南アフリカ共和国では初めて人種に依らないサッカーリーグであるナショナルサッカーリーグが設立され、翌1985年に昇格しこれに参加した。しかしゾラ・マホベ所有の下迎えた初シーズンは厳しい結果となった。 1988年にはクラブの所有権がスタンダード銀行へと渡るが、その後ゾラ・マホベが所有権を取り返した。クラブは清算の危機を迎えるが、サッカー一家であったがTsichlas家が銀行を説得し、この危機を脱した。その後同家は企業を設立、株式全てを買い取り躍進を遂げた。この時に初めてのタイトルを獲得している。 1990年代に入ると黄金期に入り、多くのトロフィーを獲得した。1996年にナショナルプレミアリーグが設立されると、1998年から2000年にかけてリーグも3連覇した。 CAFチャンピオンズリーグ2001では決勝にまで進んだものの、アル・アハリに合計4-1とされ敗北した。 2004年にはクラブの発展に大きく寄与したTsichlas家からパトリック・モトセペが51%の株を取得、後に残りの49%も取得した。新たなオーナーの下でもクラブは強く、2006年5月にはミヘル・アンヘル・ガムンディ、ネイル・トビー監督の下リーグを制し、7回目のリーグ制覇となった。 2006-07シーズンは低調な出だしとなったが、ゴードン・イゲスンドを監督に据えるとリーグを連覇した。ネドバンク・カップも決勝に進出し、ダブルでのタイトル獲得も期待されていたが、アヤックス・ケープタウンFCに敗れた。 2009-10シーズンも前半は低調であったが、監督がテッド・ドゥミトルからフリスト・ストイチコフに代わると後半で巻き返し最終的に二位につけた。 翌2010-11シーズンではストイチコフ体制でアシスタントコーチを務めていたアントニオ・ロペス・ハバスが監督に昇格すると、前半を首位で折り返した。しかし後半に失速し最後2戦で優勝を逃すと辞任。アシスタントコーチであったイアン・ゴロワが代理として監督に昇格した。その後、ヨハン・ニースケンスが監督に就任した。 2012年3月4日にはネドバンク・カップのパワーラインズFC戦で24-0の勝利を収めて同国史上初めてのサッカー記録を打ち出した[1][2]。 2016年にはFIFAクラブワールドカップに出場し、12月11日に吹田サッカースタジアムで鹿島アントラーズと対戦したが0-2で敗れ、12月14日に5位決定戦に回るもアジア王者である全北現代モータースにも1-4で敗れ、一勝も挙げることができずに日本を去った。 タイトル国内タイトル
国際タイトル
現所属メンバー
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
歴代所属選手→詳細は「Category:マメロディ・サンダウンズFCの選手」を参照
記録
出典:[3] リーグ記録
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出典
外部リンク |