マッド・ティーパーティーマッド・ティーパーティー(Mad Tea Party)、マッドハッター・ティーカップ(Mad Hatter Tea Cups)、あるいはアリスのティーパーティー(Alice's Tea Party)は世界のディズニーパークにあるアトラクション。 このアトラクションが存在するパーク
概要ディズニー映画『ふしぎの国のアリス』をモチーフにした「コーヒーカップ(あるいはティーカップ)」のアトラクションである。原作である『不思議の国のアリス』および『鏡の国のアリス』の登場人物「マッドハッター(Mad Hatter)=いかれ帽子屋」が作中にて参加しているお茶会が「マッド・ティーパーティー」(一般に「気違いのお茶会」と訳される)である。ディズニー映画版にも、この「マッドハッター(いかれ帽子屋)」が登場し、「マーチ・ヘアー(三月ウサギ)」「ドーマウス(ヤマネ)」と共にお茶会を開いている場面がある。このアトラクションは、映画に登場するこのお茶会のシーンをモチーフにしている。 ゲストは18台ある巨大なティーカップ型ライドのいずれかに乗り込み、運行が開始すると床面とライドがそれぞれ一定時間回転を始める。中央にある円形のハンドルを回すことで、ライドの回転速度を変えることができる。最高毎分45回転。 ライドがティーカップ型をしているのは前述のお茶会に由来するためであり、アトラクション名称もこの「マッドハッター」あるいは「マッド・ティーパーティー」に由来している。 名称やデザインに違いはあるものの、基本的にはいずれも同一のアトラクションである。 各施設紹介ディズニーランド
オープン当初は眠れる森の美女の城のすぐ後ろにあったが、1983年に、キングアーサー・カルーセルの建設のために現在の場所に移動した。 東京版と異なりアトラクション上部に天井がなく、代わりに中心から周囲に放射状にワイヤーが張られている。色とりどりの提灯は、このワイヤーにつる下げられている。提灯のデザインや色彩などは東京版も含めて全て同一である。 マジック・キングダム
東京ディズニーランド
中央にあるティーポットからは、お茶会のシーンに登場した「ドーマウス」が何度も顔をのぞかせる。 日本ではマッドハッターはあまり馴染みの無い言葉であるためか、東京に導入される際には「アリスのティーパーティー」という日本人に分かりやすい名称が用いられている。なお、ファンタジーランドにある帽子専門店の名称にマッド・ハッターの名称が用いられていた(2009年5月25日にクローズ)。 1986年3月8日に開設されたが、同地に「プーさんのハニーハント」を建設するため1998年6月1日をもって一時休止。その後、外観をリニューアルの上、場所を移して同年11月13日に再開された。[1] 1990年6月より三井ホームが協賛として参加していたが2015年7月に終了しており、現在スポンサーはいない。 乗車前のアナウンスは日本語版をアリスが、英語版をマッドハッターが担当している。 ディズニーランド・パリ
アトラクションの名称として、マッドハッター(いかれ帽子屋)の名前を前面に押し出したものにしている。 香港ディズニーランド
関連項目
外部リンク
出典
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