マジック (カーズの曲)
「マジック」 (Magic) は、アメリカのロックバンド、カーズによる楽曲であり、5枚目のスタジオアルバム『ハートビート・シティ』 (1984年) に収録されている。 解説この曲はシングルとしてリリースされ、アメリカのBillboard Hot 100では12位、メインストリーム・ロックチャートでは1位に達した[1]。リック・オケイセックによって作曲され、ロバート・ジョン・マット・ランジとカーズによってプロデュースされた。リードヴォーカルはリックがとっている。 ミュージックビデオ「マジック」のミュージックビデオは、プールでの奇妙で、コミカルで、錯乱した登場人物が揃ったパーティという設定になっている。リックがスイミングプールの水の上を歩き、彼に驚いた様々な人が周りに集まってくる。ビデオが終わりに近づくと、数人の客は、自分たちも水の上を歩く事ができると信じ込み、プールの水面を歩いてリックのところまで行こうと試みるが、彼らはプールに飛び落ちてしまう。リックは水面に残っているが、これは曲のタイトルでもある「it's magic」と説明されている。 カーズはこのビデオを、ビバリー・ヒルズにあるヒルトン家で撮影した。キャシー・ヒルトンはバンドに彼女の家を貸した。プレクシグラスの板を水面の下に敷いていたが、最初のテイクでは板が壊れてしまい、リックの体重に合わせて調整された。家は、ブルース・ウィリスとキム・ベイシンガーが主演を務める映画『ブラインド・デート』のようにセッティングされている。 チャート
カバーポップロックバンドのオナー・ソサエティは、2009年のサウンドトラック『ウェイバリー通りのウィザードたち インスパイア・アルバム』でこの曲をカバーしている。 楽曲の使用2006年のアダム・サンドラー主演の映画『もしも昨日が選べたら』では、オープニングテーマとなっている。 出典
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