マサノミネルバ[1]は日本の競走馬・繁殖牝馬。主な勝ち鞍にエーデルワイス賞、栄冠賞(ともに2007年)。
戦績
2007年5月24日に旭川競馬場で行われたフレッシュチャレンジで五十嵐冬樹が騎乗し2着、2戦目で初勝利を挙げる[2][3]。6月21日のウィナーズチャレンジも制して2勝目を挙げたのち、世代最初の重賞である栄冠賞では外を通って差し切り、3連勝で重賞初勝利を挙げた[3]。続く函館競馬場でのラベンダー賞で6着[4]、リリーカップでは1番人気で5着に終わるが[5]、続くブリーダーズゴールドジュニアカップで3着、サンライズカップで5着としたのち、交流重賞のエーデルワイス賞では第4コーナーで先行馬を捉えて2着のモエレプットに5馬身差をつけ、2000年のナミ以来7年ぶり3頭目となる北海道所属馬による優勝を達成した[6]。
その後、レース後の11月2日に門別競馬場で開かれたトレーディングセールに上場され、セール最高価格となる5010万円(税抜)で社台グループに落札された[1][7]。2008年に入り、4月11日付でいったん競走馬登録を抹消後、5月に入り船橋競馬場の川島正行厩舎所属として再登録される[8][9]。再登録後、関東オークスではユキチャンの12着に終わり、A2条件の準重賞・スターライトカップでも13着と振るわず、8月25日付で地方競馬登録を抹消され現役を引退した[2]。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.com[10]およびJBISサーチ[11]、地方競馬全国協会[2]に基づく。
年月日 |
競馬場 |
競走名 |
格 |
距離(馬場) |
頭 数 |
枠 番 |
馬 番 |
オッズ(人気) |
着順 |
タイム (上り3F) |
着差 |
騎手 |
斤量 (kg) |
勝ち馬/(2着馬)
|
2007.05.24
|
旭川
|
フレッシュチャレンジ
|
|
ダ1000m(良)
|
8
|
8
|
8
|
02.0(1人)
|
2着
|
1:03.4 (39.4)
|
-0.4
|
五十嵐冬樹
|
53
|
スターダム
|
0000.05.24
|
旭川
|
ルーキーチャレンジ
|
|
ダ1000m(良)
|
8
|
7
|
7
|
01.5(1人)
|
1着
|
1:03.0 (38.6)
|
-0.5
|
五十嵐冬樹
|
53
|
(プラムプティング)
|
0000.06.21
|
旭川
|
ウィナーズチャレンジ
|
|
ダ1500m(稍)
|
6
|
1
|
1
|
06.0(3人)
|
1着
|
1:41.1 (39.1)
|
-0.1
|
五十嵐冬樹
|
53
|
(ボク)
|
0000.07.04
|
旭川
|
栄冠賞
|
H2
|
ダ1000m(良)
|
12
|
5
|
6
|
11.9(6人)
|
1着
|
1:02.1 (38.1)
|
-0.0
|
五十嵐冬樹
|
53
|
(ピンクバーディー)
|
0000.07.21
|
函館
|
ラベンダー賞
|
OP
|
芝1200m(良)
|
12
|
5
|
6
|
17.9(7人)
|
6着
|
1:11.7 (36.1)
|
-0.2
|
五十嵐冬樹
|
54
|
ハートオブクィーン
|
0000.08.09
|
旭川
|
リリーC
|
H3
|
ダ1000m(不)
|
13
|
4
|
5
|
02.4(1人)
|
5着
|
1:15.5 (39.1)
|
-0.9
|
斉藤正弘
|
54
|
ストロングライデン
|
0000.08.30
|
旭川
|
ブリーダーズGJC
|
H1
|
ダ1600m(良)
|
14
|
6
|
10
|
23.0(5人)
|
3着
|
1:47.1 (42.6)
|
-0.1
|
服部茂史
|
53
|
ジェイドファスト
|
0000.09.26
|
旭川
|
サンライズC
|
H3
|
ダ1600m(重)
|
11
|
6
|
6
|
03.3(2人)
|
5着
|
1:44.6 (41.2)
|
-0.4
|
山口竜一
|
55
|
バイタリティー
|
0000.10.11
|
旭川
|
エーデルワイス賞
|
JpnIII
|
ダ1600m(不)
|
14
|
7
|
11
|
11.2(5人)
|
1着
|
1:43.3 (40.4)
|
-1.0
|
山口竜一
|
54
|
(モエレプット)
|
2008.06.18
|
川崎
|
関東オークス
|
JpnII
|
ダ2100m(良)
|
14
|
5
|
7
|
15.9(6人)
|
12着
|
2:21.1 (44.2)
|
-6.4
|
戸崎圭太
|
54
|
ユキチャン
|
0000.07.10
|
大井
|
'08スターライトC
|
準重賞(A2)
|
ダ1600m(稍)
|
13
|
3
|
3
|
17.8(5人)
|
13着
|
1:43.6 (41.8)
|
-3.7
|
戸崎圭太
|
51
|
ゴッドセンド
|
繁殖牝馬時代
引退後は社台ファームで繁殖牝馬となった。産駒から3番仔スアデラ(2017年習志野きらっとスプリント)、5番仔ボーダレスガール(2017年フルールカップ)、10番仔トワイライトウェイ(2023年ジュニアグランプリ【盛岡】)と3頭の地方競馬の重賞勝ち馬を出している。
産駒一覧
血統表
脚注
外部リンク