マイ・フェアリー・キング
「マイ・フェアリー・キング」(My Fairy King)は、クイーンの楽曲で、1973年発表のアルバム『戦慄の王女』に収録されている。作曲・作詞共にフレディ・マーキュリーが手掛けた。 概要この曲は、フレディが子供の頃に想像したファンタジー世界である"Rhye"について書かれたもので、この名前は2ndアルバム『クイーン II』に収録された「輝ける7つの海」、3rdアルバム『シアー・ハート・アタック』に収録された「谷間のゆり」にも登場する。 曲はバンドがスタジオにいる間に書かれたもので、多くのボーカルのオーバーダビングされたハーモニーが含まれており、フレディはそれを好んでいた。テイラーはまた、ボーカルのスキルを発揮し、高音を担当した。この手法は後に多くのクイーンの歌、特に「ボヘミアン・ラプソディ」で使用された。フレディは、ロバート・ブラウニングの詩「ハーメルンの笛吹き男」からいくつかの文を歌詞に引用した[1]。 当時、フレディは「フレディ・バルサラ」と呼ばれていたが、この歌の中の「Mother Mercury, look what they've done to me」という歌詞を引用して「フレディ・マーキュリー」に改名した。これはフレディがかつて述べたように、ステージでのペルソナを分離しようとする試みだった[2]。 担当
出典
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