ハマー・トゥ・フォール
「ハマー・トゥ・フォール」[注 1](Hammer To Fall)は、イギリスのロックバンド、クイーンが、1984年にリリースした楽曲。 概要アルバム『ザ・ワークス』の8曲目に収録されている楽曲で、作詞作曲はブライアン・メイによるもの[3]。歌詞は核戦争のことを歌っている。 アルバムがリリースされた1984年の9月10日にシングルとしてリリースされ、イギリスの週間チャートで13位、南アメリカの週間チャートで3位を獲得するなどヒットした[4]。なお、このシングルに収録された音源は、アルバム収録テイクよりも30秒短く編集されたアレンジとなっている。 シングルに収録されたアレンジは、コンピレーション・アルバム『グレイテスト・ヒッツII』や『クラシック・クイーン』に収録されている[3]。 プロモーション・ビデオこの楽曲には、クイーンのメンバーによるライブ風の演奏シーンなどで構成されたプロモーション・ビデオが製作された。一部の映像は同年8月24日に行われたThe Works Tourのブリュッセル公演の様子が使用されている。このプロモーション・ビデオは、映像作品『グレイテスト・ビデオ・ヒッツ 2』で視聴することができる。 ライブでの演奏1985年の「ライヴエイド」では、「ボヘミアン・ラプソディ」、「RADIO GA GA」に次いで3曲目に演奏された[5][6][7]。2018年に公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、この時のパフォーマンスが再現されている。音源も当時のライブ音源が使用され、サウンドトラック盤『ボヘミアン・ラプソディ (オリジナル・サウンドトラック)』にも収録されている。 この他、1986年のウェンブリー・スタジアムでのライヴなどで演奏され、2008年のクイーン+ポール・ロジャーズではオープニングナンバーとなった。また1993年、1998年のブライアン・メイのソロツアーでも演奏されている。1998年のソロツアーではその年に交通事故で亡くなったコージー・パウエルを偲び、スローバラードに編曲されている。1986年のライヴでの演奏の模様は、CD『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』、DVD『ラストツアー/クイーン1986』などで視聴することができる。 収録曲7インチ盤
12インチ盤
演奏
脚注注釈出典
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