株式会社ボードルアは、東京都港区に本社を置くITベンチャー企業である。
2007年4月に設立し、2021年11月には東京証券取引所マザーズに上場を果たした。
概要
商号となっている「ボードルア」はフランス語でアンコウを意味する言葉であり、アンコウの生態が「ITを底から支えるインフラストラクチャ分野のガイド役」にも似ていたことから、この名を社名にした[2]。
「ネットワークインフラ技術分野におけるフロントランナーとして、弛まぬ技術革新を推し進め、急速に進化している情報化社会の発展に貢献する」ことを経営理念としている[3]。
クラウドサービスやITセキュリティ等、様々な分野で事業を展開しており、ネットワークをソフトウェアで制御するSDN(Software Defined Network)やNFV(Network Functions Virtualization)の技術を用いて、クラウドサービス宛の通信のトラフィックを軽減、複数拠点間の通信をオーバーレイ方式に自動で変更するといったサービスを提供している。また、企業向けのITコンサルティング事業も行っている[4]。
主要取引先としては、日本電信電話やKDDI、ソフトバンク等を挙げている[2]。
利益率は約15%である。自社サービス導入後の運用保守も収益源としており、ストック型売上が同社全体の売上高の約56%を占めている[5]。
2021年の上場の際の記者会見では、少なくともその後数年間は100人規模の採用を行い、エンジニアとして育成する予定であるとの方針を発表した[6]。
脚注
外部リンク