ボヤナ・ヨバノフスキ
ボヤナ・ヨバノフスキ(Bojana Jovanovski、セルビア語: Бојана Јовановски、1991年12月31日 - )は、セルビア・ベオグラード出身の女子プロテニス選手。WTAツアーでシングルス2勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス32位。身長175cm、体重65kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。 2016年の結婚後は夫の姓を併用してボヤナ・ヨバノフスキ・ペトロビッチ(Bojana Jovanovski Petrović)と名乗っていた。 来歴ヨバノフスキはコーチである父の手ほどきで7歳でテニスを始め、2007年にプロに転向。4大大会では2010年ウィンブルドン選手権で初出場し1回戦でケーシー・デラクアを 6–1, 6–0 で破り初戦を突破した。2回戦で第14シードのビクトリア・アザレンカに 1–6, 4–6 で敗れた。9月の中国オープンでは2回戦で当時7位のエレナ・ヤンコビッチを 4-6, 6-2, 6-2 で破り初めてトップ10プレイヤーから勝利を挙げた。 2011年のシドニー国際で予選から勝ち上がりベスト4に進出した。全豪オープンでは1回戦で張凱貞を 7–5, 6–1 で破ったが他の4大大会は全て1回戦で敗退している。 2012年7月のバクー・カップで初めてツアー大会の決勝に進出し、ジュリア・コーエンを 6–3, 6–1 で破りツアー初優勝を果たした[1]。 2013年全豪オープンの2回戦でルーシー・サファロバを 7-5, 7-5 、3回戦ではクルム伊達公子を 6-2, 7-6 (3) で破り初めて4大大会で4回戦に進出した。4回戦ではスローン・スティーブンスに 1-6, 6-3, 5-7 で敗れた[2]。9月のタシケント大会で2度目の決勝に進出しオリガ・ゴボルツォワを 4–6, 7–5, 7–6(3) で破りツアー2勝目を挙げた。 ヨバノフスキは2016年全仏オープンを最後に公式戦出場から2年間遠ざかっていた。2016年に結婚し、結婚後は夫の姓を併用しボヤナ・ヨバノフスキ・ペトロビッチと名乗っていた。 2018年10月の天津オープンの予選でザビーネ・リシキに敗れた試合が最後の出場になり、26歳で現役を引退した[3]。 WTAツアー決勝進出結果シングルス: 4回 (2勝2敗)
4大大会シングルス成績
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
脚注
外部リンク
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