ワイト島出身の政治家トマス・ホームズ(1699–1764)は1760年9月11日にアイルランド貴族であるリムリック県キルマーロックのホームズ男爵(Baron Holmes, of Kilmallock in the County of Limerick)に叙された[1][2][3]。トマス・ホームズは2度結婚したが、1人目の妻との間に早世した息子を1人もうけただけであり、1764年7月21日に死去すると爵位が廃絶した[1][2]。
トマス・ホームズの遺産を相続したのはその妹エリザベスとトマス・トローイヤー(Thomas Troughear)の息子にあたる聖職者レオナード・トローイヤー(c.1732–1804)だった[4]。レオナードは遺産相続にあたり、姓をホームズに改めた[4]。その数十年後の1797年10月25日、レオナードはトマス・ホームズと同じ爵位であるリムリック県キルマーロックのホームズ男爵(Baron Holmes, of Kilmallock in the County of Limerick)に叙された[2][5]。
^ abcdefgCokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Warrand, Duncan; Howard de Walden, Thomas, eds. (1926). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Gordon to Hustpierpoint) (英語). Vol. 6 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. p. 548.