ブダペスト - ペーチ線
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路線番号 | 40 |
路線総延長 | 228 km |
軌間 | 1435 mm |
電圧 | 25000 V(交流) |
最高速度 | 120 km/h |
停車場・施設・接続路線
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プスタサボルチ - ペーチ線(ハンガリー語: Pusztaszabolcs–Pécs-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は40。ブダペストとペーチを結ぶ役割を担っている。
ブダペスト近郊についてはブダペスト - プスタサボルチ線の項目を参照。
特急「インターシティ」(IC)
- メチェク号: ブダペスト東駅 - プスタサボルチ - ペーチ
- 2時間に1本の運行。シャーシュドは一部のみ停車。
- 過去の運行形態
- 2016年以前は、大多数がピンツェヘイとシャーシュドに停車していた。また、特急料金要で、便毎に愛称名が異なっていた。
- 2017-19年度に限り、2往復が41号線直通車両を連結していた。
- 2019年末に、41号線直通列車を連結する列車は1往復(トゥベシュ号)のみとなった。この列車は、シャールボガールドを通過する一方、シモントルニャとピンツェヘイに停車していた。
- 2021年春以降、トゥベシュ号が特急料金不要となり、サーカイへの停車を開始した。
- 2022年度に、トゥベシュ号の併結が解消され、他の特急同様に特急料金要となり、停車駅も他のペーチ発着便に揃えられた。
- 2023年度より、愛称名が「メチェク」に統一された。2023年夏より、特急料金不要となった。
- ブダペスト東駅 - プルタサボルチ - ドンボーヴァール - カポシュヴァール/ジェーケーニェシュ
- 一日3往復の運行。ドンボーヴァール以西は41号線に直通する。シャールボガールドを通過し、シモントルニャ、ピンツェヘイ、サーカイに停車する。特急料金不要。
- 過去の運行形態
- 2016年度は、一日2往復の運行であった。また、ピンツェヘイとサーカイを通過していた。当時は特急料金要であった。
- 2017-19年度は、一日3往復の運行で、ペーチ方面の列車に併結される形で運行していた。1往復のみ、シャールボガールド・ピンツェヘイ通過、シモントルニャ停車であった。
- 2019年末に、シモントルニャ通過の2往復が独立運行となり、シャールボガールド通過・シモントルニャ停車となった。シモントルニャ停車の1往復のみ併結のまま残され、こちらはピンツェヘイ停車となった。
- 2021年春以降、サーカイが停車駅に追加された他、特急料金不要となった。
- 2022年度に、ペーチ方面の列車の併結が全て解消された。
特急「エクスプレス」(Ex)
- スゴヴィツァ号: ブダペスト南駅 ← レートシラシュ ← バヤ 【休日運行】
- 休日の北行のみ、一日片道1本の運行。レートシラシュ以南は46号線から直通する。
- 2021年冬以前は一日1往復していた他、ブダペスト東駅を発着していた。
- フェニヴェシュ号: ケストヘイ - ドンボーヴァール下駅 - ペーチ 【夏季運行】
- 夏季限定で、一日1往復運行する。ドンボーヴァール以北は短絡線経由で41号線に直通する。途中、シャーシュドとセントレーリンツにのみ停車する。
- 2022年度に運行を開始した。2023年度に限り、区間特急(S)の種別で運行していた。
快速「インターレギオ」(IR)
- ゲメンツ号: セーケシュフェヘールヴァール - シャールボガールド - レートシラシュ - バヤ
- 2時間に1本の運行。シャールボガールド以北は45号線に、レートシラシュ以南は46号線に直通する。上下とも、シャールボガールドで特急(IC)のブダペスト方面、ペーチ方面双方に接続するダイヤとなっている。
- 2021年冬以前は2-4時間に1本運行であった他、45号線に乗り入れていなかった。
- ヘリコン号: ジェール - ドンボーヴァール下駅 - ペーチ
- 一日1往復の運行。金曜日は2往復、休日は1.5往復運行される。ドンボーヴァール以北は短絡線経由で41号線に直通する。金曜・休日の増発便はシャーシュドを通過する。
- 過去の運行形態
- 2019年以前は、区間特急(S)の種別で、春季・夏季は終日(夏季の休日は1.5往復)、秋季・冬季は休日のみの運行であった。ビュッケシュドにも停車していたが、夏季は休日のペーチ方面行1本に限りシャーシュドとビュッケシュドを通過していた。
- 2019年末に、ビュッケシュド通過となった。
- 2020年末に、快速(IR)に種別変更となり、通年運行となった。金曜日は一日2往復に増発され、増発列車はシャーシュド通過となった。
快速(G)
- G40系統: ドンボーヴァール → プスタサボルチ → ブダペスト南駅 【平日運行】
- 平日限定で、朝に片道2本のみ運行する。1本がドンボーヴァール、1本がシャールボガールド始発。
- 過去の運行系統
- 2021年以前は、中距離普通(Sz)の種別で一日1本運行していた。ドンボーヴァール発で、休日も運行していた。
- 2022年度より、快速(G40)に格上げとなった。シャールボガールド始発が1本増発された。平日のみの運行となった。
普通
下記2系統に分かれる。
- S40系統: ブダペスト南駅 - プスタサボルチ - ドンボーヴァール
- 2-4時間に1本の運行。ドンボーヴァール方面行は、原則プスタサボルチ以北ではS42系統(42号線の列車)と併結する。
- S431系統: ドゥナウーイヴァーロシュ - レートシラシュ - シモントルニャ
- 一日6往復の運行。レートシラシュ以北は43号線に直通する。
- 2022年度以前は、一日2往復の運行であった。
- ドンボーヴァール - ゴディシャ - コムロー
- 一日4往復、金・日曜日に限り一日5往復の運行。南行3本、北行1本を除き、シャーシュド - ドンボーヴァール間はノンストップ。ゴディシャ以南は47号線に直通する。
- 過去の運行形態
- 2017年末に、北行のみ一日1本が運行を開始した。ドンボーヴァール - シャーシュド間ノンストップであった。
- 2019年末に、一日2往復に増発された。2019年春以降、休日の1往復に限り、ドンボーヴァール - シャーシュド間各駅停車となった。
- 2020年末に、シャーシュド以北各駅停車に変更となった。
- 2022年度は、当初一日3.5往復であった。この時に、シャーシュド - ドンボーヴァール間ノンストップ便が復活した。4月に4往復(休日5往復)に増発され、6月の改正で金曜も5往復の運行となった。
- ドンボーヴァール - ペーチ
- 2時間に1本の運行。
- 過去の運行系統
- 2016年以前は、ブダペスト南駅 - プスタサボルチ - ドンボーヴァール - カポシュヴァール間のS41系統が、季節により一日1往復の運行していた。プスタサボルチ以北ではS42系統(42号線の列車)と併結していた。
過去の運行種別
- 特別快速(Z)
- Z40系統: ブダペスト南駅 → プスタサボルチ → ドンボーヴァール 【土曜を除く毎日運行】
- 2022年度に、快速(G40)として一日1本の運行を開始した。各駅に停車していた。2022年6月に特別快速(Z40)に格上げされた。
- 2024年4月のダイヤ改正で、普通列車に置き換えられる形で休止。
駅一覧
以下では、ハンガリー国鉄40号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、ブダペスト近郊についてはブダペスト - プスタサボルチ線の項目を参照。
- 種別
- IC:特急「インターシティ」
- Ex:特急「エクスプレス」
- IR:快速
- G:快速(ブダペスト近郊)
- Sz:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:大部分停車、一部通過
- ○印:大部分通過、一部停車
- |印:全列車通過
参考文献
外部リンク
出典