ブレット・アイブナー
ブレット・ウィリアム・アイブナー(Brett William Eibner, 1988年12月2日 - )は、 アメリカ合衆国テキサス州ザ・ウッドランズ出身の元プロ野球選手(外野手、投手)。右投右打。 メディアによっては「エイブナー」とも表記される。 経歴プロ入り前ザ・ウッドランズ高等学校時代はポール・ゴールドシュミットやカイル・ドレイベックとチームメイトだった。2007年のMLBドラフト4巡目(全体141位)でヒューストン・アストロズから指名されたが、契約せずにアーカンソー大学へ進学した[1]。 プロ入りとロイヤルズ時代2010年のMLBドラフト2巡目(全体54位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り[2][1]。 2011年に傘下のA級ケーンカウンティ・クーガーズでプロデビュー。76試合に出場して打率.213、12本塁打、31打点、2盗塁を記録した[1]。 2012年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、110試合に出場して打率.196、15本塁打、53打点、5盗塁を記録した[1]。 2013年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、114試合に出場して打率.243、19本塁打、41打点、7盗塁を記録した[1]。 2014年はA+級ウィルミントンとAAA級オマハ・ストームチェイサーズでプレーし、2球団合計で87試合に出場して打率.241、8本塁打、30打点、8盗塁を記録した[1]。 2015年はAAA級オマハでプレーし、103試合に出場して打率.303、19本塁打、81打点、10盗塁を記録した[1]。オフの11月には第1回WBSCプレミア12にアメリカ合衆国代表で出場[3]。11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[4]。 2016年は開幕をAAA級オマハで迎え、5月26日にメジャー初昇格を果たした。5月27日のシカゴ・ホワイトソックス戦にて「8番・指名打者」で先発出場してメジャーデビュー(結果は3打数1安打)[5]。この年ロイヤルズでは26試合に出場して打率.231、3本塁打、10打点を記録した。 アスレチックス時代2016年7月30日にビリー・バーンズとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[6]。アスレチックスでは44試合に出場して打率.165、3本塁打、12打点、移籍前を含めた2球団合計では70試合に出場して打率.193、6本塁打、22打点を記録した。 ドジャース時代2017年1月25日にジョーダン・タルソビッチとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[8]。9月1日にDFAとなり[9]、翌2日に自由契約となった[2]。 レンジャーズ傘下時代2017年12月21日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[2]。 2018年はメジャー出場は無かった。傘下のマイナーでは投手として3球団合計で11試合に登板した。 2019年もレンジャーズとマイナー契約を結ぶが、3月19日に自由契約となった。 独立リーグ時代2019年6月7日に独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのテキサス・エアホッグスと契約した。8月30日にトレードで、アトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズへ移籍した。 2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によりプレーの機会がないマイナーリーガーや独立リーガーのために一時的に結成されたコンステレーション・エナジー・リーグのイースタン・レイエス・エル・ティグレでプレーした[10]。 マーリンズ時代2020年8月2日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[10]。8月18日にメジャー契約を結んで投手としてアクティブ・ロースター入りし、同日に投手としてメジャー初登板を果たした[11]。8月29日にDFAとなり[12]、9月3日にマイナー契約となった。9月21日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。9月23日に再びDFAとなり[14]、25日にマイナー契約となった[2]。 2021年は傘下AAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプで11試合に登板して、1勝2敗3セーブ、防御率3.46の成績を挙げたが、メジャー昇格の機会はなく、オフの11月7日にFAとなった[2]。 2022年はいずれのチームにも所属しなかった。 2023年も無所属であったが、5月1日に自身のSNS上で現役引退を発表した[15]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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