チャールズ・ブルース・チャトウィン(Charles Bruce Chatwin, 1940年5月13日 - 1989年1月18日)は、イギリスの作家。
シェフィールド生まれ。サザビーズに勤めたのち、エジンバラ大学で考古学を学び、新聞社の特派員をへて作家活動に入る。
南米、西アフリカ、オーストラリア、プラハなど世界各地を舞台に小説を発表。第1作『パタゴニア』はイギリスのホーソンデン賞、E・M・フォースター米国芸術文学アカデミー賞などを受賞、ニューヨーク・タイムズ・ブックレヴュー最優秀書籍に選ばれる。
主な著作
長篇
- 『パタゴニア』 芹沢高志・芹沢真理子訳、めるくまーる、1990年
- 改訂版『パタゴニア』 芹沢真理子訳、めるくまーる、1998年
- 改訳版『世界文学全集Ⅱ-08 パタゴニア』 芹沢真理子訳、池澤夏樹=個人編集 河出書房新社、2009年
- 新版『パタゴニア』 芹沢真理子訳、河出文庫、2017年
- 『ウィダの総督』 芹沢高志・芹沢真理子訳、めるくまーる、1989年
- 『ウイダーの副王』 旦敬介訳、みすず書房、2015年
- 『黒ヶ丘の上で』 栩木伸明訳、みすず書房、2014年
- ポール・セルーとの共著『パタゴニアふたたび』 池田栄一訳、白水社、1993年、新版2015年
- 『ソングライン』 芹沢真理子訳、めるくまーる、1994年
- 『ソングライン』 北田絵里子訳、石川直樹 解説、英治出版、2009年
- 『ウッツ男爵』 池内紀訳、文藝春秋、1993年、白水Uブックス、2014年
短篇集
- What Am I Doing Here? (1989年)
- 『どうして僕はこんなところに』 池央耿・神保睦訳、角川書店、1999年、角川文庫、2012年
伝記
映像化作品
関連項目